“フツーのボク”、今度は宇宙へ

いよいよ開花宣言か、という春分の日、島岡美延です。
昨日、フィギュアスケート世界選手権開幕。女子SP、出遅れた紀平選手が、11点余りの差をつけられた首位ザギトワ選手を逆転できるか…、いえ、全員のフリーが終わった時、女王は誰！？
今夜の男子、どんなドラマが待っているかしら。
こちらの戦いは、さらにヒートアップ！
映画『レゴ®ムービー ２（29日公開）』をご紹介します。
子どもの頃、誰もが遊んだあのレゴで、街が作られ、ヒーローたちが大活躍した『レゴ®ムービー』（2014年）。
かわいいキャラたちによる、毒もギャグも、さらに磨きが。
主人公エメットは、何から何まで“フツー”、ひたすら、ポジティブで優しい。
ブロックシティが襲われた事件から数年後、街の秩序が崩壊し、荒んだ世界。
明るくちょっとおバカなエメットの前に、宇宙人が現れ、なんとルーシーと仲間たちを連れ去ってしまう。
エメットがまたも“選ばれし者”になり、宇宙へ向かうと、そこは“すべてがミュージカル”な惑星…！

偶然、そこにいただけで

地下鉄サリン事件から24年、島岡美延です。
3月20日の朝、テレビが映し出した異様な光景を覚えています。
何が起こっているのかわからないまま、助けようとした人が犠牲になるなどしたテロ。
銃乱射や爆発物ではなく、サリンを乗せた複数の地下鉄が朝の通勤時間帯に走った、前代未聞の事件でした。
その首謀者、実行犯らに対し、昨年、死刑執行がなされても、犠牲者の遺族、後遺症で苦しむ人たちの悔しさは消えることはないでしょう。
いつものように地下鉄に乗っていた人、その日に限ってそこにいた人、いなかった人…。名前も知らない何千人、何万人の人がこの事件で運命共同体となったのです。
私もこの事件の被害者で、視力をほぼ失った人にラジオで話を聞いたことがありました。
事件、事故に限らず、人生は、“その日、そこにいた偶然”の繰り返しのようにも見えます。
ただ、そんなひどい目に遭わなくてはいけない理由なんて、何一つないはず。
テロが繰り返される現実を世界が克服できる日はいつになる？

金メダリストと紫外線の関係

近所の桜のつぼみも膨らんできました、島岡美延です。
そんな中、樹木希林さんを追うような内田裕也さんの訃報、「オリンピックおじさん」も92歳で…。
1964年東京大会以来、すべての夏季五輪開催地で日の丸の扇子を振って声援を送った山田直稔さん。
2020年東京大会の声援は、どうぞ私たちにお任せください。
さて、その来年夏の大会で“最も多く紫外線を浴びる金メダリスト”という推計をオーストラリアの研究チームがまとめました。
“皮膚がんのリスクに対策を”と呼びかけています。
屋外で実施される144種目を対象に、開催時間帯や昨夏の東京の気象データ、さらには服装（リオ五輪金メダリストと同じと仮定）やプレー時の姿勢などから、金メダリストが浴びる紫外線の総量を推計。
その結果、最多は、テニスの女子シングルス。
日差しの強い時間帯に長くプレーをし、男子より帽子をかぶらない女子を紫外線が直撃。
次いで、男子ゴルフ、男子自転車、女子ビーチバレー…。
酷暑の夏、本気で選手を守る対策を！

タブーなし、婚活女性の本音

2週間後には新元号発表、島岡美延です。
勝手に新元号を想像できる楽しさ？を味わいましょう。
M,T,S,Hのアルファベット頭文字と重ならない漢字二文字…。
平成は、就職活動が「就活」と短縮されて、「○活」の言葉がいくつも生まれた時代でした。
「婚活」もそんな一つ。
映画『美人が婚活してみたら（23日公開）』をご紹介します。
実在の登場人物のリアルなエピソードをもとにしたという、人気漫画アプリから生まれたコミックが原作。
30代女子の奮闘ぶりを容赦なく映像化したのは、『勝手にふるえてろ』などの大九明子監督。脚本はお笑いコンビ・シソンヌのじろう。
仕事にも容姿にも恵まれていた32歳、WEBデザイナーのタカコ（黒川芽以）は20代から既婚者との恋ばかりしてきた。
ある日、“結婚したい”気持ちに目覚め、死ぬ気で婚活することを決意。
主婦である親友ケイコ（臼田あさ美）の勧めで、婚活サイトに登録したら…。
出会う男に、中村倫也、田中圭ら。
タカコとケイコの酒飲みトーク、超辛口！

その“ながら動作”もかなり危ない

朝は晴れていても雷雨に注意が必要な日曜日、島岡美延です。
道路交通法は“ながら運転”の厳罰化へ、という動きですが、私たちはなぜ“ながら”という行動をとるのでしょう。
“一つに集中しなくても、この程度なら、同時に二つ以上のことができる”、“同時にやったほうが時間が無駄にならない”などが理由かしら。
地図アプリを“見ながら”歩くのは、紙の地図を見て目的地を探すのと同じで、やむをえないとして…。
最近は、信号待ちの時だけでなく、走り出してもスマホを見ながら、という自転車が珍しくなくなっています。
自転車は立派な車両、なおかつ中途半派に遅く運転すると安定感がなくなる乗り物なのに！
先日、これは危ないと思ったのは、ベビーカーを押しながら、ずっとスマホを操作する母親。
もちろん、スピードは出ていません。
でも、何かにぶつかるようなことがあれば、自分よりベビーカーが危険にさらされる、という想像力を持ってほしい…。
そうでなくても、赤ちゃんの気配を察知しながら、押して歩くものですよね。

いつもの歯医者さんでチェック

NZで信じがたいテロ、島岡美延です。
小型カメラで銃撃の様子を撮影し、ネットに流す若者をなぜ社会は生んでしまうのか。
身体の中にできてしまう異物、がん。
これもまた、どうして出来てしまうのか。
先月、舌がんステージⅣであることを公表し、大手術に挑んだ堀ちえみさん。
その報道もあり、自分は大丈夫かと心配する人が増えているよう。
“がん検診”の項目にない口腔がん（舌がんもその一種）は、どのように見つけるのでしょう。
ちょうど歯医者さんに行った際、チェックしてもらいました。
そう、歯科医で“できるはず”なのですが、少し心配な現実も。
それは、歯科医でも口腔がんの実践研修を受けていないと、診断は難しいのに、自ら研修を受ける人は限られるとか…。
堀さんのケースでも“口内炎”とされ、月日がたちました。
私はリンパ節、舌の裏など隅々まで診てもらい、ひとまず安心。
万が一これで見つかっても早期で、手術も短時間で可能だそう。
あなたの歯医者さん、口腔がん診断ができる歯科医ですか？

“今のカラダ”は生活習慣の結果

平成30年度末の3月も半ば、島岡美延です。
平成最後の卒業式など、さらに感慨深いものになっている？
そう考えるのは大人だけで、生徒たちにはどれも人生で一度の大切な時間です。
さて、今月の姿勢テーマ『平成の間に起きた、自分のカラダの変化を見つめよう』を実践していますか？
季節ごとに企画される（？）ダイエットに挑戦する番組ってありますよね。。
驚くべき体重の女性タレントたちが、3ヶ月くらい頑張って“ビフォー＆アフター”を検証する…。
最近はラクして痩せるよりも、ハードなトレーニングを課すキツイものもブームのよう。
明らかなのは“今のカラダは急にこうなったわけではない”ということ。
鏡に映るその体型とは、体重の増減、骨格・筋肉・脂肪の付き方の変化などが、形になって現れたもの。
平成30年間で、体重はどれくらい増減しましたか？
洋服のサイズは変わりましたか？
ダイエットは、○週間で○キロ（○センチ）減ったことより、その“理想の体型”を保つ生活習慣を身につけることが大事。

史上初、“男女平等”裁判の行方

世の中に“色”が増えてきましたね、島岡美延です。
昨日は満開のオオカンザクラを見て、嬉しくなりました。
グレーのスーツの男たちの中で、鮮やかな色の服を着る彼女とは…。
映画『ビリーヴ 未来への大逆転（22日公開）』をご紹介します。
85歳にして現役のアメリカ最高裁判事、ルース・ギンズバーグという女性の人生を映画化。
貧しいユダヤ人家庭に生まれたルース（フェリシティ・ジョーンズ）は、1956年、名門ハーバード法科大学院に入学。500人の生徒のうち女性は9人、女子トイレすらない時代だった。
家事・育児を分担する夫マーティ（アーミー・ハマー）の協力もあり、ルースは首席で卒業するも“女だから”と、雇う法律事務所はゼロ。
弁護士の夢を捨てられない彼女に、マーティがある訴訟の記録を見せる。
母親の介護のため専業主夫となった男性が“男だから”認められない手当。その裁判の弁護に挑むルース。
これが“男女平等”を訴える一歩となることを信じて…。
100％負けるはずの裁判の逆転劇をぜひ。

その顔、誰かと比べていますか

花粉症の人には試練の日々、島岡美延です。
よく晴れて、暖かくて…、嬉しいはずの陽気に、本当に辛そうな人たちを見ていると申し訳ないような。
身体の辛さ、悩みというのは、本人にしかわからないもの。
たまたま体調を崩したならいずれ治りますが、もし、自分の顔が嫌い、身体の部分が嫌い、となったら…？
最近ご紹介した映画で、“自他ともに認めるブス”とか、“美しすぎる”など、主人公の見た目が、いわゆる平均より突出していることが、カギになっている物語がありました。
女優が美容整形をしたことも話題になりましたね。
その有村藍里、妹（有村架純）と比べられることで追いつめられていったと告白しています。
人間って、どうしても誰かの言葉を気にしてしまうし、顔のことだと“自分だけが自分の顔を見られない”ので、よけいに他人の目は気になります。
でもだからこそ、鏡に向かう時は、笑顔になってみて。
“表情こそが、あなた”です。
さらに、メイクなどを上手に味方にした時、自分の顔にもっと自信が持てるはず。

統一地方選目前、議員に密着？

2020年東京五輪まであと500日、島岡美延です。
昨日も今日も、東日本大震災の被災地のニュースが多い中、“復興のため”と誘致した五輪の意味、ありかたをあらためて考えたいです。
まもなく日本中を選挙カーが走り回る統一地方選挙が行われます（前半4月7日、後半21日が投開票日）。
どれだけ女性議員が増えるか、も焦点の一つ。
そんな統一地方選目前に、“議員の真実の姿”に迫る！？
映画『美しすぎる議員（16日公開）』をご紹介します。
昨日のラジオにオリジナル脚本も手がけた五藤利弘監督が登場。
今の政治状況に、何が正義か、モラルがどこにあるのか、と危機感を覚えるといいます。
人気タレントから、某地方の市議会議員になった女性にカメラが密着取材し、“表の顔”以外の姿を探ろうとするテレビ…。
奮闘する女性市議を演じた川村ゆきえが見事、これってかなりリアル？という迫力に満ちています。
美しさへの偏見、セクハラ、忖度…、大変なんだけど、やっぱり女性議員が増えなきゃ、この国は変わらない…！