美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

近づきすぎた関係が

2013年03月21日 06時46分14秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
桜が「長持ち」するなら、寒さも歓迎、島岡美延です。
複数の柔道女子選手による糾弾から、トップアスリートが受けた体罰、暴言が明らかになってきました。
やはり、なのか、多くの競技で選手たちの苦悩があったよう。
指導者と帰依する者、スポーツではありませんが、その関係性に恐ろしいほど迫った映画『ザ・マスター(22日公開)』をご紹介します。
1950年代、海軍の帰還兵フレディ(ホアキン・フェニックス)は、戦地で患ったアルコール依存症を断ち切れず、仕事を辞めて、あてのない旅に出た。
密航した船で、「ザ・コーズ」という新興宗教団体に遭遇し、教団の指導者“マスター”(フィリップ・シーモア・ホフマン)に迎えられる。
フレディの人生はそこから180度変わり、次第に創始者であるマスターの右腕になっていく。彼の人格を疑うマスターの妻(エイミー・アダムス)は、フレディの追放を狙い始めた。
あまりに近づきすぎた二人の男は衝突し、教団の存在をも揺るがす・・・。
3人の俳優の演技を超えた魂のぶつかり合いをぜひ。
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「まさか」のあの朝

2013年03月20日 07時18分41秒 | 日記、その他
お彼岸にお花見でしょうか、島岡美延です。
春分の日、久しぶりに週半ばの祝日、昨日のような「暑さ」はなさそう。
昨日の朝、東京メトロ東西線東陽町駅近くの路上で、突然、男が刃物を振り回し、4人が怪我をする事件がありました。
私たちは、自分がこんな場面に遭遇するとは考えもせず、日々を送っています。
巻き込まれた人はもちろん、恐らく、警察も政治家も「まさか、この日本でそんなこと」と思ったのが、1995年3月20日。
地下鉄サリン事件から今日で18年。人々は路上に横たわり、春の霞ヶ関に消防車や救急車が押し寄せました。
1995年は1月に阪神淡路大震災があって、「想像もしなかった光景」を見ることになった日本人。
危険なことは、今すぐ起きるかもしれない、でもあまりそう思って生活はしていない・・・。
先日、南海トラフ地震の「最悪の被害想定」が発表され、あまりの規模の大きさに言葉を失いました。
でも「想定外」のことが起きるという現実を知った私たちは、「備えて減災」を目指すしかありません。
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写真なし、覆面あり

2013年03月19日 06時58分44秒 | 姿勢&見た目
雨も上がり、暖かい朝、島岡美延です。
昨日は、朝には変化のなかった桜、夕方に見たら、ちらほら咲いていました。
「政治」と「顔」についての話題を二つ。
日曜日に投開票が行われた千葉県知事選挙は、現職の森田健作氏が、1230127票で再選。
実は、候補者3人のうち「写真のない」人がいました。
NHKでは「候補者本人の意向により」という旨のコメント。
31歳のその候補者に投じられたのは、47559票でした。
昨日、大分市議会は、2月に当選した44歳の覆面レスラーの市議に対し、このままでは議場に入れないと決定。
本人は、覆面を取ることに不服のよう。
かつて覆面レスラー議員に「素顔の本人確認をすること」で、覆面での議場入りOKとなった例もありましたが・・・。
顔は、「その人」と判別する看板。
そして、相手の表情を見ながら、私たちは、会話をし、気持ちを察するもの。
素顔の人間に対し、自分は顔を隠す。ショーの出演者ならそれでいい。
でも議員は「公人」。何にこだわるべきでしょう。
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空の上には巨人の世界

2013年03月18日 05時58分58秒 | 姿勢&見た目
強い南風が心配な月曜日、島岡美延です。
空の上はどんな世界? あの童話がリアルな3Dの世界に変身。
映画『ジャックと天空の巨人(22日公開)』をご紹介します。
貧しさゆえ、馬を売りに来た18歳のジャック。
誰かに追われている修道士が、馬を欲しがる。差し出されたのは、数粒の豆。
「これを絶対に濡らすな」と言い残して駆けていった。
家に帰ると、叔父は「金ではなく豆!」と激怒。投げつけた豆の一粒が床下に転げ落ちた・・・。
嵐になったその夜、道に迷った国王の娘、変装したイザベラ姫が、ジャックの家にやってきた。王が決めた結婚から逃れるため、城を飛び出したのだ。
その時、異変が! 
床下で芽を出した豆がぐんぐん伸びて、小さな家ごと持ち上げられ、ジャックは地上に落ち、姫は天空の彼方へ。
姫を救うため、国王の部下やジャックは「巨人が棲む国」を目指す。
巨人と激しく戦い、姫の救出成功と思ったら、なんと巨人たち、豆の木を伝って、地上に降りてきた!
スピード感あふれる展開と映像、ご堪能下さい。
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「中板橋」へも直通運転

2013年03月17日 07時23分57秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
東京の桜が開花、島岡美延です。
そんな昨日、首都圏鉄道5社乗り入れスタート。
メトロ副都心線で、少し足を伸ばしたくなる本に出逢いました。
島敏光著『だいすき日本 日本中をほっこりさせたネパール人シェフのツイートのすべて』をご紹介します。
島さんは、時々ラジオに出演してくれる方。
黒澤明監督の甥で、関連書物を多数執筆。映画評論から脚本、作詞、このたび取り上げたのは、ネパール人シェフの「生き方」でした。
ツイッターの面白さから人気者になった中板橋のカレー屋店主ビカスさん。
実は、「ネットでの盛り上がり」は、すでに「過去のもの」で、マスコミが相次いで取り上げた当時、書籍化の話は断ってきたそう。
店の常連になっていた島さんの軽妙なトークが、ビカスさんの心を開かせたのかも。
「きようもとってもつらいランチでした ひとくみでふたりおわってしまった びかすどうなっちゃうだろ」という嘆きのつぶやきから、応援する人が全国から押し寄せてきた・・・。
なぜ「だいすき日本」という店名? 泣けてきました!
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井上荒野原作の韓国映画

2013年03月16日 06時39分06秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日、桜のつぼみがかなり膨らんでいました、島岡美延です。
1月末、映画『つやのよる』の行定勲監督にインタビューをしました。
「井上荒野さんは『できるだけ書かない』ことで、読者に想像させ、映画はそこを観客に示したい」と語ってくれた監督。
私が読んだ井上作品も、手を伸ばせば、ふっとかわされるような味わいでした。
そんな井上荒野の短編が原作の韓国映画『愛してる、愛してない(本日公開)』をご紹介します。
空港に向かう車の中。結婚5年目の夫婦。出張に行く妻。送っていく夫。
突然、妻が「私、出て行く」。夫は「わかった」と受け入れる。
数日後。彼は無言で妻の荷造りを手伝い、思い出のレストランに予約を入れ、コーヒーを淹れる。
荷造りの進まない妻は、これまでの二人の暮らしに想いをめぐらす。
そんな中、雨に濡れて迷い込んできた仔猫が、どこかに入りこんでしまう。
雨は激しくなり、仔猫は見つからない。
彼女はなかなか家から出て行くことができない・・・。
「ささいなこと」こそ、運命を決めるのかも。
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脚ももっと「伸ばしたい」

2013年03月15日 06時56分22秒 | 姿勢&見た目
今日で東急東横線の今の渋谷駅は見納め、島岡美延です。
今週、ホームで写真を撮る人が多かったですが、今夜は大変でしょうね。
さて、今月の姿勢テーマ「春に向かって、伸びをしよう」を実践していますか?
身体の脇、というのは、意識しないと普段は伸ばすチャンスがありません。
何かを「しながらストレッチ」で構わないので、歩く、座る、という日常の中で不足する「伸ばす」動作を行う時間を作りましょう。
テレビを見ながら、家事をしながら・・・。
下半身のストレッチも意識しないと、なかなかできないもの。
外出した際、上りエスカレーターを使うなら、足裏の前の部分で乗って、かかとを押し下げるようにすると、アキレス腱からふくらはぎにかけて伸ばすことができます。
太ももを伸ばすのは家の中のほうがよさそう。
片足ずつ正座をするように膝を折り曲げて、上半身を後ろに倒すと太ももの前側がよく伸びます。
足を伸ばして床に座り、つま先は天井に向けて、太ももの裏側もストレッチ。
「イタ気持ちいい」を超えない範囲でどうぞ。
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「詩」が紡いだ、温もり

2013年03月14日 06時45分33秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
冷たい雨のホワイトデーの朝、島岡美延です。
九州から、昨日、桜の便り!
毎年わくわくする「開花から花吹雪への物語」。
桜に負けない印象的な映像で綴る、静かな「出会いと別れ」・・・、映画『ある海辺の詩人―小さなヴェニスで(16日公開)』をご紹介します。
「小さなヴェニス」と呼ばれる漁師町キオッジャ。海辺の小さな酒場には、毎晩のように地元の男たちがやってくる。
常連客のベーピは地元民のようになじんでいるが、遠い昔、故郷を離れ、この地にやってきた。そんな彼が、同じく異国からやってきたシュン・リーと出逢う。
小さな息子を遠くに残して、この店で働き始めた女性。
ベーピは、「海上の小屋」に彼女を招き入れ、自作の詩を披露する。
二人の孤独を言葉が癒し、お互いが大切な存在になっていく一方、店の客たちは、噂をたて始める。
町を離れたシュン・リーが久しぶりにキオッジャを訪ねてみると、ベーピの姿はなく、残されていたのは手紙・・・。
「心にともった灯り」、それはけして消えない、永遠の温もりです。
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期限付きの「恋?」

2013年03月13日 07時14分59秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
南風が強い朝、島岡美延です。夜の雨で急に寒くなるのでご注意を。
そよ風のような優しさ、突風のような驚き・・・、初対面のコミュニケーションって年齢に関係なく難しいもの。
下北沢・本多劇場で上演中の加藤健一事務所公演『八月のラブソング(24日まで)』を観てきました。
加藤健一と戸田恵子による二人芝居です。
1968年、バルト海に面した港町リガのサナトリウム。
昼下がり、主任医師は、庭で新聞を読んでいた。そこへ身なりの派手な女性がやってきて、いきなりまくしたてる。
彼女は、今朝呼び出したのに診察室に来なかった患者。
奇妙な行動に、他の患者から苦情が出ていると注意しても、まったく聞く耳を持たない。
価値観も理念も全く違う二人。共通の言葉は見つかりそうもなく、すぐ喧嘩に!
そんな二人がやがて・・・。
結婚経験もある各々の過去に見え隠れする戦争の影。
彼女のサナトリウムでの療養は、8月の一ヶ月間。やがて、彼女がここを去る日が近づく。
歌と踊りの場面も素敵な大人の恋の物語です。
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全国民のDNAが!

2013年03月12日 06時37分13秒 | 姿勢&見た目
昨日の寒さは「あの日」を思い出すため? 島岡美延です。
復興の日々は、3年目に入りました。
亡くなった人を確認する最終手段、DNA。それがもし、国民が知らない間に集められて、管理されていたら・・・!?
映画『プラチナデータ(16日公開)』をご紹介します。
最初から映像化を目指して書いたという、東野圭吾の原作。
全日本国民のDNAデータ=「プラチナデータ」から、犯人を特定する最先端のDNA捜査が可能になり、検挙率100%、冤罪率0%の社会が訪れようとしていた。
神楽龍平(二宮和也)は、警察庁「特殊解析研究所」所属の天才科学者。
多くの難事件を解決してきたが、被害者がDNA捜査の重要関係者という連続殺人事件を担当することに。
わずかな証拠からDNA捜査システムが導き出した犯人は、なんと、神楽その人!
身に覚えのない彼は逃げることを決意。追っていた警視庁の浅間刑事(豊川悦司)は、神楽のもう一つの人格、リュウの存在を知る・・・。
科学技術、使うのは人間。DNAも原子力も。


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