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美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

カンヌ脚本賞、クィア・パルム賞受賞

2023年05月29日 07時31分22秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

カンヌ国際映画祭、役所広司『パーフェクト・デイズ』主演で男優賞受賞、島岡美延です。北野監督作品なども注目された今回、アジアの作品とカンヌは相性がいい印象。

クィア・パルム賞受賞の報せが先に入ってきたこの作品、坂元裕二氏が見事、脚本賞受賞。映画『怪物(6月2日公開)』をご紹介します。是枝裕和監督の最新作、音楽は坂本龍一。いったい「怪物」とは何か。登場人物のそれぞれの視線を通した「怪物」探し、しっかり見つめて。

大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)が、息子が怪我をしたことで学校にやってくる。担任の教師(永山瑛太)、校長(田中裕子)の説明に納得ができない。よくある子ども同士のケンカに見えた出来事をきっかけに、食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大ごとになっていく。そしてある嵐の朝、子どもたちは忽然と姿を消した――。

カンヌでドレス姿の安藤サクラが、田中裕子と対峙する場面の迫力。少年役の二人も負けていません。 


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2 コメント

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Unknown ()
2023-05-30 06:41:24
映画祭の受賞は素晴らしいことですが、この内容自体には今の日本のいろんな問題を象徴しているような。
とある事情から、今シングルマザーの置かれている環境や、びっくりするほど支援が打ち切られている実状に驚いてます。
その一方で、学校への親たちのクレームにウロウロしている先生たち。何が正しいのかとか、いろんなことを想像してしまいます。見たくなりました。
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桂さまへ (島岡美延)
2023-05-30 10:15:38
いつもありがとうございます。
仮に、親の視点、学校の視点はそれぞれわかったとしても、子どもの視点は多くの大人が理解していないのでは、そんなことを考えさせられました。誰もが子どもだったはずなのに。
新たな「異次元の」対策のために、今まであったものをなくそうとしている現実。「ありがたい」とか思っている場合じゃなさそうですね。
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