捕虜収容所でダンスが

雨が上がり、花粉が飛びそう、島岡美延です。
マスクがお店に並んでいました、本当に必要な人に届きますように。
新型コロナウイルスの脅威より、この時代の環境の辛さ、過酷さって…。
映画『スウィング・キッズ（21日公開）』をご紹介します。
1951年、朝鮮戦争当時の巨済（コジェ）捕虜収容所に“踊る捕虜”がいた…。そんな写真を手掛かりに、『サニー 永遠の仲間たち』のカン・ヒョンチョル監督が映画化。
収容所の新所長は、対外的なイメージアップのため、戦争捕虜たちによるダンスチームの結成を計画する。
収容所一番のトラブルメーカー、ロ・ギスら寄せ集めのメンバーを率いるのは、元ブロードウェイのタップダンサー、ジャクソン。
それぞれ異なる事情を抱え、デビュー公演が目前に迫る…！
ジャクソン役のジャレッド・グライムスのタップは世界最高峰、ロ・ギス役のD.O.はK-POPのボーカルで北朝鮮の方言とダンスを見事に習得。
戦争、思想、民族、人種差別をダンスを通じて体感するエンターテインメントにする韓国映画の勢い。