気温高めの振り替え休日、島岡美延です。交通不便な世界遺産など各地で、日本人より外国人観光客が圧倒的に多いのは、フトコロ事情のせい?
かつて日本には出稼ぎにきていた外国人女性が多かった――。映画『フィリピンパブ嬢の社会学(17日公開)』をご紹介します。重版のベストセラー(同書名)、中島弘象氏による実体験をもとに映画化。多文化共生って、全てはひとり対ひとり、から。
フィリピンパブが研究対象の大学院生・中島翔太(前田航基)は、パブで出会ったフィリピン人女性ミカに押されて付き合い始める。しかし彼女は偽装結婚をしていて、常に監視下に。月給6万円、休みは月2回、そんな過酷な条件でもたくましく働くミカ。ついに翔太は彼女の故郷に行き、両親とも会うことに。ミカを大切に思うも結婚までは、と躊躇する翔太。しかし、ある日、ミカに懇願され、雇い主のヤクザ(津田寛治)の元へ乗り込むことに・・・。
事実は小説より奇なり。中島さんの人生に驚き。