肌寒い雨となっても舞台はアツい、島岡美延です。
緊急事態宣言解除、ワクチンも打ったし…。久しぶりにバレエ公演へ出かけました。高橋竜太プロデュースダンス公演『再炎』(練馬文化センター、今夜も19時開演)。
東京バレエ団に在籍していた6名のダンサーを中心に4演目。
女性ダンサーはトウシューズをはかないけれど、私の好きなクラシカルな要素もたっぷりある振付。演劇的構成、映像とのコラボなど、バレエを初めて見た人でも楽しめたのでは。
モーツァルトの人生を凝縮してユーモラスなバレエにした『Mr.Wolfgang』。女性ダンサーたちは音符の妖精で、モーツァルト自身が手を叩いて喜びそうな、音を一つ一つとらえた絶妙な振付。
私の先生も3作品で輝いていて、ダンサーの想いは間違いなく客席(半分に制限)を熱くしていました。コロナをすっかり忘れるくらい素敵な時間。やはり、ナマの舞台は最高、芸術の秋です!