美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「バベルの塔」を“立体化”すると

2017年05月30日 06時32分30秒 | 日記、その他
真夏日になりそう、島岡美延です。
暑い季節は、人気の展覧会の長蛇の列も大変…。
先日、東京都美術館で開催中の『ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルランドの至宝-ボスを越えて-(7月2日まで)』を見てきました。
旧約聖書に登場する「バベルの塔」、ピーテル・ブリューゲル1世が1568年ごろに描いた姿が、そのイメージを決定づけたとか。
板に描かれた油彩画の信じられないような繊細さ。
建築中の塔に暮らしたり、作業したりする人々が1400人も…!
雲を越えて天に向かって伸びるバベルの塔、実は、建築物としてのリアルさより、絵を見る人が立体的で迫力あるものと感じるよう、計算しつくして描いたのでしょう。
ブリューゲルは、版画の下絵画家として、奇妙なモンスターも細密に描きました。
彼が影響を受けたというヒエロニムス・ボスの傑作2点も。
さらに、東京藝術大学のラボで無料公開されている展示もおすすめです。
最先端技術を駆使して“バベルの塔の立体化”に挑んだ、渾身の成果をぜひ。
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