4月29日は大人の日!

5月5日の「声優さんたちによる 朗読の会」のご案内は昨日の通り。で、その前のイベントを忘れてた。

4月29日(月・みどりの日)は15時から本堂で、「浪曲の庭」! 四人の浪曲師と二人の三味線をお招きして、話芸の総合芸術と言われる浪曲をご堪能くださいませ。(無料です)。お申し込みは不要。写真は当日トリをとってくれる、浪曲協会会長 富士路子さん。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


5月5日は子供の日!

5月5日、こどもの日。楽しいよ! 主催は声優さんたちの会です。幼児と児童の区別は、親御さんの判断にお任せします。

お申し込みは、密蔵院のホームページのメッセージフォームからどうぞ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


聲明ライブ、ラスト2。

 実家のご詠歌を終えて、一休みしてから「聲明ライブ」へ。おいでいただいた7人のお若い方々。ありがうとございました。おかげさまで満員御礼であります。肉体の衰えを感じて、11年半にわたって毎月続けてきたライブハウスでの聲明ライブも来月で一応お休みをいただくことになりました。あらためて今までの御礼は申し上げるとして・・・一方、秋のお彼岸にやる写仏展に向けて、煩悩にあわせた108尊のお手本の一覧表作り(写真はその一部)。「写仏の庭」においでいただいている方それぞれに、4点くらい書いていただかないと、108尊揃わないという厳しい修行になります。ごめんなさい。

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )


後ろ姿

 今日は「写仏の庭」。お手本は四無量心のうちの悲を象徴した「如来悲菩薩」だが、私は「お地蔵さまの後ろ姿」を描いていた。次の本で使う予定らしいのだが、今まで私の描くお地蔵さまを後ろ姿を描いたことがない・・・というか、どう描いていいのかわからない。実際に衣と袈裟をつてけ、家内に後ろ姿を写してもったらけど、ほとんど参考にはならなかった。もともとのお地蔵さまき 絵の衣と袈裟がデフォルメされているからである。ぎゃははは。でも、どうにか描いた。で、思った。後ろ姿は綺麗な坊主でいたいと思う。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )


タッチ・アンド・フィール

幕張でのご詠歌を終えて、境内の銀杏を見れば、幹にポソポソ出てきたベビーリーフ。緑のキクラゲみたいだ。触ってみると、夏にはたくましい葉になるポテンシャルを秘めているのがよくわかる。肉厚で水水しい。 触ってみないとわからない。目につものすべてに触ろうとすれば、スケベ坊主のそしりは免れないが、葉や幹や土や水には、意識して触れてみたい四月である。触れてみると、より季節を感じる東京の卯月である。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


誕生を祝う日

今日は、4月8日。お釈迦さまの誕生をお祝いする、花まつり。夕べのうちに、副住職が単独でかざってくれた花見堂。色をまとめて、それなりにきれい。誕生日をお祝いするのではなく、誕生をお祝いする日。こうして祝福されて生まれてきた自分に、親に感謝する日でもあるのでしょう。玄関では無料で甘茶を飲んでいただけます。午後2時からは、読経の庭。夜7時からはご詠歌なので、大勢の方々に飲んでいただけるでしょう。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )


我慢しなくてもよくなると、我慢できなくなる

 4日の夕方に原稿が戻ってきた。赤が入っているわけではない。「ここはこんな感じでつなげてください」「この最後は、読者目線の終わり方にしてください」という丁寧な指摘が入った原稿である。直して8日に戻さなければならない。おかげで、ブログを書く時間の余裕も、心の余裕もなかった。

あまりにも自分の心がタイトになっているのが分かったので、昨日は思い切って、家内を誘って「エル・グレコ展」に行った。夕飯も外で食べた。その夕飯の時に、家内が名言を吐いた。私が煙草を吸うと、家内は露骨に嫌な顔をして手でパタパタと煙を払った。「最近のお店は、席で煙草を吸う人がいないから、とっても匂いが気になるのよね」。30年以上も煙草を吸っている私とつきあっている家内は、その後、こう言ったのだ。

「(煙草を吸わない空間が増えて、煙草の煙を)我慢しなくてよくなると、今度は我慢できなくなるのよ」

 名言である。忍耐力は我慢している間だけに培われるものなのだ。原稿直しは、おかげさまでどうにか終った。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )


本業じゃないからからこそ

夕方にとりあえず仕上がった15000字の原稿を、昨日とは違ってTさんに送信して、次男と車で近所まで夕飯を食べに行った。「帰りは僕が運転するから飲んでいいよ」と言ってくれたので、一人お疲れさま会。「原稿、おわったの?」と聞くから、「さっき一つ送ったばかりだ。ここのところ、原稿を書いている合間に、法事とか塔婆書きとか、講習会をしている感じだよ」と言った。すると次男が言った。「本業のお坊さんのやることなら、それほどがんばらなくてもできるだろうけど、物を書くのは本業じゃないからね、一生懸命やらないとできないよね」---名言である。お礼に坦々麺とホイコーローをご馳走してあげた。えへへへへへ。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )


送信ボタンを押す心地よさ

 200ページを一か月で書く。7年前に本を書かせてもらうようになってから、企画から原稿締め切りまで、とても期間が短くなった。もっちょっとゆっくり書きたいと思うけれど、きっと半年の期間をもらっても、早く仕上げて楽になりたいと必死になって深夜まで原稿に向うのだろうなと、我ながら察しがつく。

 どうにか、今日の午前中に「はじめに」を、夕方帰宅してから「おわりに」を書いて、編集のSさんへのメールに全原稿を添付して、送信ボタンをカチャと押した。この気持ち良さったらない。Sさんが読んでくれてから数々の要望が返ってくるまでは、「守り本尊占い」の新メニュー二本にかかりっきりになるが、今日はもうやーらない。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )


太っ腹

 家族がそれぞれ食べたいものを買ってくる。それをそこいらへ置いておくから、別の誰かに食べられてしまう。子供たちが小さい頃は、それでよく喧嘩をしていた。しかし、みんな大人になったから、自分が買ってきたものを食べられてもあまり文句は言わなくなった。「人に食べられても文句を言わないなんて、太っ腹になったな」と言ったら「いやいや、食べた人が太っ腹になったんだよ」だって。こういったウィットのある会話を、三日に一度は言ったり、それを聞ける家族でありたいと思う。

 

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )


   次ページ »