送信ボタンを押す心地よさ

 200ページを一か月で書く。7年前に本を書かせてもらうようになってから、企画から原稿締め切りまで、とても期間が短くなった。もっちょっとゆっくり書きたいと思うけれど、きっと半年の期間をもらっても、早く仕上げて楽になりたいと必死になって深夜まで原稿に向うのだろうなと、我ながら察しがつく。

 どうにか、今日の午前中に「はじめに」を、夕方帰宅してから「おわりに」を書いて、編集のSさんへのメールに全原稿を添付して、送信ボタンをカチャと押した。この気持ち良さったらない。Sさんが読んでくれてから数々の要望が返ってくるまでは、「守り本尊占い」の新メニュー二本にかかりっきりになるが、今日はもうやーらない。

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