都月次郎さんの詩「さびしい」に、「おじさんだってさびしい」というフレーズがありますが、群れで行動するカモメだって・・。
岸壁に集まっているカモメを撮影していると、人の気配がいやだったのでしょう、次々と飛び立ちました。
最後に残されたこの子、よく見ると脚を痛めています。
どうしても、飛び立ちませんでした。
仲間を追いやってしまったのは、私。
悔やまれてなりません・・。
これは別の日に撮った写真です。
この若鳥も、ずいぶんさびしい眼をしています。
「おばさんだってさびしい」から、カメラを持ってほっつき歩くのかも。
鳥を見てると自分が大空へ…と、飛んでみたい気になります。
カモメよカモメよ、カモメさんかもめさん♪♪
飛び立つ瞬間を撮ったものに写っていました。
小さな鉛がついていたので、長く垂れ下がって目立っていました。
外してあげたいけど、一人では何もできませんでした。
この幼鳥さんはどうしたんでしようね。脚とても痛そうです。
飛び立てなくては……食べているのかな。心配です。
下の子は病気?淋しい眼です。悲しくなります。
港では漁師さんたちが邪魔者扱いしている光景は、見かけませんけど。
飛べるはずの鳥がが飛ばないのは、気がかりです。
野生で生きてゆくには、決定的なハンディだろうなと思いますが。
この子も、とても心細そうでした。
その後、何とか飛べたならいいのですが。
ちょっとつらいので、見に行く勇気はありませんでしたが。
1~2年のカモメって、もともとさびしい眼をしているような・・。
成鳥になると、少し雰囲気が変わるようです。
カモメは魚のいる場所を教えてくれる鳥なので、この鳥もきっと餌をもらって元気に育ちますよ
ありがとうございます。
私も漁師さんが魚のアラを与えているのを、見たことがあります。
岸壁が白い糞でいっぱいになっても、追い払われている様子もありませんでした。
傷ついても、何とか飛んでくれるといいな・・。