保健福祉の現場から

感じるままに

自費診療

2024年08月13日 | Weblog
R6.8.11マネーポスト「《歯科治療「自費診療」の落とし穴》有効性が証明されていない治療も横行 “自費診療の枠でやる限りには規制されない”制度上の問題も指摘」(https://www.moneypost.jp/1172570)の「根拠のない“エセ歯科治療”でも、歯科医の裁量で行なう自費診療の枠でやる限り、現行法では規制されないという制度上の問題がある」に目がとまった。R6.8.7マネーポスト「歯科治療の現場で起きる深刻なモラルハザードの実態「不要な治療が横行」「売上ノルマを設定」…“虫歯の激減”も要因の一つに」(https://www.moneypost.jp/1172557)が出ていたが、不健全な状況といえる。しかし、自費診療問題は医科にもあてはまるであろう。自費診療は自己責任かもしれないが、患者向けに自費診療の専用警告サイトが必要と感じる。ところで、厚労省「保険診療と保険外診療の併用について」(https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/heiyou.html)の「保険診療と保険外診療の併用は原則として禁止しており、全体について、自由診療として整理される。」は理解したい。保険外併用療養費制度(https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000921208.pdf)は「先進医療」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/sensiniryo/index.html)、治験等の「評価療養」や「患者申出療養」(https://www.mhlw.go.jp/moushideryouyou/)などに限定されている。例えば、R5.12.18現代ビジネス「医師のモラルは大丈夫…? 年収3000万円の「街の診療所」、なかには「ヤバすぎる儲け方」をしてるヤツらがいた」(https://gendai.media/articles/-/120518)の「自費診療で患者から報酬を得ているのに、さらに保険診療の報酬も受け取る、いわゆる『二重請求』をしている人」のような医療が少しでも淘汰されないものであろうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フリーアクセス | トップ | 戦前の暗黒時代より暗い!? »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事