友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

身体も気持ちも重い

2009年03月18日 21時44分47秒 | Weblog
 カミさんは午前5時何分かに起きて、ゴルフに出かけていった。出かける午前6時20分に起こしてもらい、孫娘と二人での朝食を作る。作ると言ってもベーコンエッグにレタスとキュウリを添え、バナナを1本、それからトーストと牛乳という簡単なものだ。孫娘を送り出してから、洗濯物を干し、さて今日は「NPOおたすけ」の仲間の理事の井戸をもう一度掘り下げる実験へと出かけて行った。彼の家の井戸は深さ6メートルほどだが最近、水が鉄色に濁るというので、これまで研究してきた掘る方法を実際に試してみようというわけである。

 例によって塩ビパイプで掘り下げ、これまで水汲みに使用していたパイプを抜き取り、そこへ鉄管を差し込んで上から打ち込んだ。試行錯誤はあったものの、7メートルほど入ったところで一端止めて水をくみ上げてみたが、上がってこない。鉄管を抜いてみようとしたがびくともしない。それではと鉄管の上からもう一度塩ビパイプをヨイショヨイショと掘り下げてみたが、今度は6メートルも入らないうちに下がらなくなった。鉄管を抜くこともできず、塩ビパイプを掘り下げることもできず、実験は不成功となった。

 私は右手親指の付け根が痛くて、力を入れて物が持てない。それでも「NPOおたすけ」は高齢者集団であるから、人手不足は仕事をする上では致命的な欠陥となるので、手の出せる範囲で頑張らなくてはならない。塩ビパイプが破れて水が噴出し、びしょぬれになりながらもやれることはやるのが私の役目である。

 昼からは、依頼のあった場所へ出向き、古い井戸が使えるのか調査をしなくてはならない。約束の時間が迫ってくる。仕方がない。途中ではあるが中止として、午後2時過ぎに依頼の場所へと向かう。先日来たところなのに入る道を見落とした。古い集落は道幅が狭く、曲線なので見通しも悪い。アレアレ、しまった、引き返す。いつもなら慎重に左右を確かめるのに、気が緩んでいた。ユーターンしようとバックしたところ、車はガリガリとコンクリート塀にぶつかってしまった。誠に運の悪い時というものはこういうものである。しかも4人も乗っていたから重みもあって、バンバーだけでなくその上の部分まで傷がついてしまった。

 身体も気持ちも重い。ヘトヘトになってガックリである。右手の親指はますます痛い。まあ、仕方がない。一瞬の心の隙というか、不注意が招いた事故だ。人にぶつかったなら大変なことだけれど、塀だったからよかった。そう思うことにした。でも、やっぱり気持ちは落ち込むな。
コメント
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