2015年7月22日(水曜日)に平成27年度全国森林病虫獣害防除活動優良事例コンクールで、各都道府県から推薦された団体、個人の中から、優良な活動事例として会長賞を受賞されたNPO法人みのお山麓保全委員会ナラ枯れ防止グループのみなさんに、1月22日(金曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
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ナラ枯れ防止グループは、平成21年、京都の山のナラ枯れ被害がテレビや新聞で報道され、箕面の山にも被害が発生するのではないかとの危機感を持ち、箕面の自然を守りたいという気持ちを強く持った市民によって同年9月に発足し、行政や山で活動する団体と連携しながら、毎月定期的に山に入りカシノナガキクイムシ(カシナガ)によるナラ枯れ調査や対策を行っています。
実物のカシナガを市長に見てもらい、「なぜナラ枯れが起こるのか?」という市長の疑問に、昔からナラ枯れの現象はあり、グループのこれまでの取り組み(活動報告書)や写真で、カシナガが持ち込む菌でナラ枯れが起こることや、その対策を説明されました。
グループでは毎回テーマを決めて取り組んでおられ、「生存木(ナラ枯れ被害を受けていない樹木)の調査を行い、これまでの対策の成果を踏まえて大径木の保全対策を実施していきます。」と話されました。
最後に倉田市長から「市役所ではマンパワーに限界があることから、役割を分担しながら、みなさんが活動を継続して取り組んでいただけることを期待しています。」と激励がありました。
<NPO法人みのお山麓保全委員会ナラ枯れ防止グループの皆さん、全国森林病虫獣害防除協会会長賞の受賞おめでとうございます。箕面の山を守ってくれている皆さんに感謝感謝。モミジーヌも一度活動に参加したいなぁ~!これからもよろしくお願いします。