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箕面市立豊川北小学校の4年生66名が、被災地の小学生を励ますためにモザイク画を作成しました!

2011年06月22日 | こんなことがありました!

東日本大震災の被災地の小学生を励まそうと、6月22日(水曜日)、箕面市立豊川北小学校の4年生66名が、福島県いわき市立永崎小学校の児童に向けて、動物などのモザイク画66点と「福島県いわき市立永崎小学校のみなさんあきらめないで!」のメッセージを一文字ずつ描いた26作品の合計92作品を完成させました。






この作品に取り組もうとしたきっかけは、始業式の日の児童朝会で、校長先生から「震災で困っている人たちに、自分たちに何かできることはないか考えましょう」という話を聞き、児童自らが図工の授業で「被災地で頑張って暮らしている自分たちと同じ小学生を励ますために、元気が出るような作品を作って被災地に届けたい」と発案し、モザイク画を作成することになりました。

作品を送り届ける福島県いわき市立永崎小学校は、箕面市社会福祉協議会を通じて、福島県教育委員会から紹介していただきました。
現在、永崎小学校は、今回の東日本大震災の津波と地震により、校舎が被害に遭ったため、同じいわき市内の市立江名小学校の校舎を一部間借りして授業を行っています。

メッセージを含むモザイク画は、週に1、2時限ある図工の授業で、4月13日(水曜日)から2カ月以上(授業時間:計15時限)かけて作成したもので、作品は動物、花、昆虫、魚など、子どもたちに親しみやすく、見て元気になってもらえるものを児童自らが考え完成させました。

モザイク画の作品は、まずテーマを何にするかを考え、決めたテーマの輪郭をえんぴつと黒色のポスタカラーを使って色画用紙に描いていきました。
その後、水をふくまないスポンジにいくつかの絵の具をつけて、白画用紙にたたいたり、パレットにいくつかの絵の具を出し、それをヘラで混ぜ合わせて白画用紙に塗ったりなどして、モザイク画のもとになるピースを作りました。
ピースは、親指の爪くらいの大きさにはさみで切り、最後にピースを色画用紙に貼って完成させました。


4年1組の稲中孝多さんは、「福島県が早く元のまちに戻って、元気になってほしい。」と作品に込めた思いを話していました。
同じく4年1組の山内桃佳さんは、「完成した作品を見てもらって、みんなが笑顔になってほしいです。」と話していました。

完成した作品は、明日23日(木曜日)に箕面市立豊川北小学校から発送し、明後日の24日(金曜日)にいわき市立永崎小学校の子どもたちへ届けられる予定です。

<心のこもったモザイク画が完成したね!頑張って作ったモザイク画を見てもらって、福島県のお友達が元気になってほしいね!

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