3月15日(金曜日)から5月13日(月曜日)まで、紅葉や大滝など古くから自然の宝庫として名高い箕面に訪れた有名人たちの足跡を、多くの展示物や書物などの様々な資料を展示した企画展示「大阪の奥座敷みのお~訪れた有名人たち~」が箕面市立郷土資料館(福田薫館長、箕面6-3-1)で開催されています。
箕面には古くから、織田信長や松尾芭蕉、頼山陽、野口英世などの有名人が数多く訪れています。
今回の企画展示では、かつては箕面公園内にあり夏目漱石が訪れた朝日新聞の社員保養所「朝日閣(ちょうじつかく)」の看板や、明治の首相桂太郎が箕面に訪れた際に書いた掛け軸が展示されています。また他にも、少年時代に箕面山に昆虫採集に来ていた手塚治虫などのゆかりの資料が展示されています。
郷土資料館を訪れた中城朝光(なかじょうともみつ、74歳)さんは、「これだけ多くの著名人が箕面を訪れていたことや、大阪の奥座敷としての歴史を知ることができて、箕面の魅力を改めて感じることができました。多くの人に見てもらい、知ってもらいたいですね。」と職員の説明を興味深そうに聞きながら見学をしていました。
郷土資料館の中村聡史さん(36歳)は、「箕面は大滝や紅葉、また過去には動物園などもあり、古くから観光地として賑わっていました。今回の展示を見てもらうことで、人が多く集まる観光地としての箕面に注目し、改めてその魅力を再発見してもらえればと思っています」と話しました。なお、朝日閣(ちょうじつかく)の看板は朝日新聞社から寄託を受け、今回の展示にいたったものです。
【大阪の奥座敷みのお~訪れた有名人たち~】
開催期間 3月15日(金曜日)から5月13日(月曜日)まで
開館時間 午前10時から午後5時まで(木曜日休館)
開催場所 箕面市立郷土資料館(阪急箕面駅から東へ徒歩約2分、みのおサンプラザ1号館地下1階)
問合せ先072・723・2235入場料無
<箕面にこんなに多くの有名人が来たことあるなんて知らなかったな~。箕面って昔から魅力のあるまちだったんだね!