独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施するボランティア事業のシニア海外ボランティアとして今月末から平成29年3月までの約2年間ベトナムのホーチミンへ派遣される本市在住の村上隆一さんが、3月19日(木曜日)市長を表敬訪問されました。
なんと村上さんは今回2回目のJICAシニアボランティア派遣で、前回は平成24年3月から平成26年3月までの2年間メキシコのモンテレイ市で自動車産業の品質管理を指導されていました。また帰国後の平成26年5月に帰国報告をされた際は、奥山副市長から市長表彰が贈られました。(市長表彰のブログはこちらから)日本に戻ってからまだ1年足らずですが、今回ベトナムに再びシニアボランティアとして派遣されるということでした。
「たまたまベトナムで品質管理の業種を募集していることを知り、応募したところ採用となりました。ベトナム語は1ヶ月語学研修を受けたが簡単な自己紹介程度しかまだできないので、現地でがんばってベトナム語を習得したい。」ということでした。
現地の職場では英語でコミュニケーションが取れるそうですが、日常生活はベトナム語での生活となるそうです。村上さんのお話では、「ベトナム語には、漢越語という漢字起源のベトナム語があり、例えば聡明はthong minh (ソン ミン)、注意はchu y (チュー イー)、自然(天然) はthien nhien (ティエン ニネン)と言い、日本人にとって分かりやすい部分がある一方で発音が大変難しく、シニアボランティアの方々は語学習得に苦労されている。」ということでした。
3年前にメキシコに行かれた際の市長訪問で、他のシニアボランティアで2回、3回とボランティア活動に参加する人もいて、その方々を見習って頑張りたいと言われていたとおり、まさに有言実行今回2回目にチャレンジするという村上さんへ市長から「体に気をつけて頑張って下さい。また帰国報告を楽しみにしております。」と激励しました。
<2年間充実したボランティア活動を行えるよう箕面市から応援しています!