7月12日(土曜日)箕面市立メイプルホール大ホールにおいて
『みのおの子どもを育てる大人たちの学習会』が開催されました。
この学習会は、箕面市青少年を守る会連絡協議会と箕面市教職員組合が、
「地域の子どもは地域で守ろう」を合言葉に実行委員会を結成して
企画されました。
今回で17回目の開催です。
(実行委員長のあいさつ)
毎回、その時々の世相にあったテーマに取り組んでいるこの学習会。
今年度は
現代子育て事情in箕面~これからを生きていく 子どもたちに必要な力とは?~
がテーマでした。
今、目の前にいる子どもたちは、やがて成長して社会に出て行きます。
礼儀、コミュニケーション、計画性、自主的な行動力、ストレスマネジメント力…。
これら「生きる力」を成長の過程の中でどのように身につけていくのでしょうか。
様々な人間関係の中で、自己実現や社会貢献ができる人に育てるためには、
今、学校・家庭・地域において何ができるのかを考えるために、
学校や地域からの取り組みの事例紹介、
寸劇による問題提起と講演会が行われました。
≪第1部≫プレゼンテーション This is 箕面の教育2014
=学校や地域の取り組みを紹介=
○6年人権総合学習 かやの映画プロジェクト2013(萱野小学校)
○自主性を養う校外学習のとりくみ(第五中学校)
○外院の杜の授業(外院の杜クラブ )
≪第2部≫寸劇や講演で伝えるメッセージ
=問題提起の寸劇=
各小学校区の青少年を守る会の代表と市内小中学校の教職員が
6話構成の寸劇で問題提起を行いました。
第1話/オープニング「社会にでたら?」
第2話/あいさつは・・・当たり前?
第3話/周りを見て、よく考えて…
第4話/小さなことからコツコツと
第5話/気配りは・・・
第6話/よし、やってみますか!
(出演者のみなさん)
=講演=
永谷 陽子(ながたに ようこ)さん
(一級キャリア・コンサルティング技能士、NPO法人「キッズ&子育て応援隊MerryTime 」代表理事)
永谷さんは、教育学・心理学を学び幼児から中高生までの
教育・学習に関する仕事に従事され、
その後、カウンセリング、キャリア論などを学ぶ活動を通じて、
「あそび」の大切さを再認識されました。
活動で出会った子どもの様子などを交えながらのお話は、
子育てや教育についての示唆をたくさんいただきました。
この学習会を通じて、参加者(学校・家庭・地域)がそれぞれの立場で
毎日の生活を振り返ると同時に、子どもの生活を見つめなおし、
地域の大人たちがつながり、みんなで子どもを見守っていくことを
共有できた良い学習会となりました。
<出演約30名の青少年を守る会と教職員組合の寸劇から、参加者はユーモアたっぷりのなかに、「生きる力」とは何かの「気づき」をもらえたよ。