撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

春の珍味 止々呂美で花サンショウの収穫が行われています!

2011年04月18日 | 箕面のここ!

箕面市北部の止々呂美地区で、「春の珍味」といわれている花サンショウの摘み取りが行われています。

箕面市北部の止々呂美地区で栽培されている花サンショウは、花が咲いてしまうと風味が落ちるので、開花する直前のつぼみの段階で収穫が行われます。今年は、昨年より5日遅い4月18日(月曜日)から収穫が始まりました。

収穫作業は、花の部分だけを一つ一つ手作業で摘み取るという、大変手間ひまがかかるもので、1人で1日に1キログラム程度しか摘めません。そのため高価で、昔から「春の珍味」として食べられています。香りと風味が大変良く、あっさりとした味で、実サンショウと違って辛みが少ないのが特徴です。

 
代表的な食べ方は、佃煮にして食べる方法がありますが、佃煮は、下ゆでをせずに、砂糖・みりん・醤油で煮てやわらかくすると、おいしくいただけるそうです。

花サンショウの収穫作業をしている森下トシエさん(85歳)は、「花サンショウは花が咲いてしまう前に収穫しなければならないので、この時期は毎朝確認しています。
収穫作業の大変な点は、花サンショウの木が、急な斜面のところにあるので、足を踏ん張りながら収穫する必要があるところです」と話していました。 

収穫された花サンショウは、JA大阪北部止々呂美特産物センターに集められており、現在予約を受付中です(先着順。数に限りがあるので、なくなり次第受付終了となります)。販売価格は、1キログラムあたり1万1,000円程度です。


【予約販売に関する問い合わせ】
JA大阪北部止々呂美特産物センター
 電話:072-739-0193(転送先・萱野支店)

<手間ひまがかかりながらも、愛情いっぱいに摘み取られた花サンショウは香りが良くて本当においしそう!みなさんもぜひご賞味くださいね~


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第22回全国車いす駅伝競走大会でチームの優勝に貢献した濱田和成さんに箕面市長表彰!

2011年04月18日 | こんなことがありました!

4月8日(金曜日)、長年にわたり車いす陸上競技界のトップランナーとして活躍されている濱田和成さんが、このたび「第22回全国車いす駅伝競走大会」で大阪Aチームの第2走者として出場されチームの優勝に貢献されたことに対し、倉田市長から箕面市長表彰が贈られました。

 

冒頭、濱田さんから、競技用車いすについて説明を受けました。「競技で特に気を使うのは、当日の天気とタイヤを動かすときに使うグローブの滑り止め調整(通常はマツヤニを使うが雨のときは布を巻くそうです)と、集団で走っているときの車間距離のとり方(時速30キロメートル~60キロメートルのスピードが出ているので事故につながる)です」と話されました。

 

倉田市長から「マラソンなど長距離走では、よく優勝候補の選手が2・3番手につけて走っているケースを見ますが、車いす競走でもやはり同じような駆引きがあるのですか」と尋ねると、濱田さんは「レースを組立てるうえで先頭を走るのは相当の負担になりますので、よほどの実力差がない限り勇気が要ります」と答えました。

なお、日ごろの練習場は、近くには淀川河川敷のサイクリングロードや万博陸上競技場がありますが、主に長居、浜寺やナイター設備のある尼崎まで行っておられるようです。



最後に、倉田市長が「これからも安全には十分注意を払っていただきながら、さらに頑張ってください」と激励すると、濱田さんから「またこの場所に良い報告を持って来られるよう頑張ります」と答えました。

濱田さん、全国優勝おめでとうございます。すごいスピードが出るんですね!今度ぜひ応援に行きたいなあ。


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