4月8日(金曜日)、長年にわたり車いす陸上競技界のトップランナーとして活躍されている濱田和成さんが、このたび「第22回全国車いす駅伝競走大会」で大阪Aチームの第2走者として出場されチームの優勝に貢献されたことに対し、倉田市長から箕面市長表彰が贈られました。
冒頭、濱田さんから、競技用車いすについて説明を受けました。「競技で特に気を使うのは、当日の天気とタイヤを動かすときに使うグローブの滑り止め調整(通常はマツヤニを使うが雨のときは布を巻くそうです)と、集団で走っているときの車間距離のとり方(時速30キロメートル~60キロメートルのスピードが出ているので事故につながる)です」と話されました。
倉田市長から「マラソンなど長距離走では、よく優勝候補の選手が2・3番手につけて走っているケースを見ますが、車いす競走でもやはり同じような駆引きがあるのですか」と尋ねると、濱田さんは「レースを組立てるうえで先頭を走るのは相当の負担になりますので、よほどの実力差がない限り勇気が要ります」と答えました。
なお、日ごろの練習場は、近くには淀川河川敷のサイクリングロードや万博陸上競技場がありますが、主に長居、浜寺やナイター設備のある尼崎まで行っておられるようです。
最後に、倉田市長が「これからも安全には十分注意を払っていただきながら、さらに頑張ってください」と激励すると、濱田さんから「またこの場所に良い報告を持って来られるよう頑張ります」と答えました。
<濱田さん、全国優勝おめでとうございます。すごいスピードが出るんですね!今度ぜひ応援に行きたいなあ。