自分は、男女平等のステージから脱落した人間だ。
早々に落っこちちゃったのだ。
負け犬の遠吠え期間をしっかり味わい、
さらに、敗者復活戦として、再度、日を改めて戦いに参加。
これまた、敵をぼんぼん倒して・・・とは行かず、
敵にがんがん倒されて、ぎゅんぎゅん踏まれて揉まれて、今日がある。
自分は、男であろうが、女であろうが、戦いには負ける人間のようだ。
なので、自分に合ったステージを探して、自分の生きる道を探すしか、生き残る手はない。
わたしの次女。
仕事の過労でどうにかなってしまわないか、心配している。
男女平等でけっこうではあるが、男性でも辞めてしまう様な、
過酷な労働をし続けている。
土日も仕事。平日も朝早くから夜は深夜まで。
この2週間は、連続、平日も土日も休みなしで、3週間目に突入。
同じ家に住みながら、まともに顔をあわせたことがない。
訴えればいいじゃん!と、人は安易に言うだろうが、現場では、なかなかそうカンタンにいかないことだろう。
辞める覚悟があれば別だが。
職種や職場によって、外部にはわかりにくいこともあるのだろう。
カラダをこわして、こころを病んで、そしてやむなく退職することになる前に、
わたしは、どうにかしてほしいのだが・・・
いまは、そっと、こわごわ、見ているしかない。
朝も、自宅で出勤するまでの間、早朝から仕事にとりかかっていることもある。
この1週間を乗り切ったら、きっと、普通どおりの勤務時間に戻ることだろう。
連続3週間、ノンストップは、かなりキツイと思うが、若いから乗り越えられるかも?とも思っている。
ただし、心配もしている。
脳がパンクしてしまうのではないか、と。
男も女もない。
そういう男女平等が理想だったはずなのだが、
いざ、目の前に、自分の愛しい人間が、苦しんでいるのを見ると、とても複雑な気持ちになる。
自分の果たせなかったことを、夢として子供に託したのか・・・?
だとしたら、とても申し訳ないような気持ちになる。
わたしの、つまらない意地のようなものの犠牲になったのか?
若い女の子らしい、アフター5や、楽しい休日を奪ってしまった、遠因のひとつは、わたしかも知れない。
昨日、彼女が連続して休めない日曜日、ぼろぼろになりながら仕事をしているというのに、
わたしは、のんきに、ピアノを弾いて遊んでいた。
これで、いいの?
若いうちは、とことんやるのも、いいかも知れない。
そんな言い訳を自分でしながら、胸が痛い。
そっと、見守るしかない。