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蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

複雑な想い

2013-04-22 | 日々のこと

自分は、男女平等のステージから脱落した人間だ。
早々に落っこちちゃったのだ。

負け犬の遠吠え期間をしっかり味わい、
さらに、敗者復活戦として、再度、日を改めて戦いに参加。
これまた、敵をぼんぼん倒して・・・とは行かず、
敵にがんがん倒されて、ぎゅんぎゅん踏まれて揉まれて、今日がある。

自分は、男であろうが、女であろうが、戦いには負ける人間のようだ。
なので、自分に合ったステージを探して、自分の生きる道を探すしか、生き残る手はない。



わたしの次女。
仕事の過労でどうにかなってしまわないか、心配している。

男女平等でけっこうではあるが、男性でも辞めてしまう様な、
過酷な労働をし続けている。

土日も仕事。平日も朝早くから夜は深夜まで。
この2週間は、連続、平日も土日も休みなしで、3週間目に突入。
同じ家に住みながら、まともに顔をあわせたことがない。
訴えればいいじゃん!と、人は安易に言うだろうが、現場では、なかなかそうカンタンにいかないことだろう。
辞める覚悟があれば別だが。
職種や職場によって、外部にはわかりにくいこともあるのだろう。

カラダをこわして、こころを病んで、そしてやむなく退職することになる前に、
わたしは、どうにかしてほしいのだが・・・
いまは、そっと、こわごわ、見ているしかない。

朝も、自宅で出勤するまでの間、早朝から仕事にとりかかっていることもある。
この1週間を乗り切ったら、きっと、普通どおりの勤務時間に戻ることだろう。
連続3週間、ノンストップは、かなりキツイと思うが、若いから乗り越えられるかも?とも思っている。
ただし、心配もしている。
脳がパンクしてしまうのではないか、と。


男も女もない。

そういう男女平等が理想だったはずなのだが、
いざ、目の前に、自分の愛しい人間が、苦しんでいるのを見ると、とても複雑な気持ちになる。

自分の果たせなかったことを、夢として子供に託したのか・・・?
だとしたら、とても申し訳ないような気持ちになる。
わたしの、つまらない意地のようなものの犠牲になったのか?

若い女の子らしい、アフター5や、楽しい休日を奪ってしまった、遠因のひとつは、わたしかも知れない。

昨日、彼女が連続して休めない日曜日、ぼろぼろになりながら仕事をしているというのに、
わたしは、のんきに、ピアノを弾いて遊んでいた。

これで、いいの?

若いうちは、とことんやるのも、いいかも知れない。
そんな言い訳を自分でしながら、胸が痛い。

そっと、見守るしかない。

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