へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋

2009-03-07 08:39:31 | Weblog
また雨かっ!である。マァ、オイラには沢山の趣味が有るので暇潰しには困らないし、雨降りのお客さんとは同じ暇潰しにて会話も進んで縁も深まる訳である。何事も、現状を受け留める術を得たら心は強いですなっ!で、趣味の創作活動だが一昨日の晩に破れかぶれで革のバックルに朱漆を描けてみた。今朝、弄ってみるとカチカチに固まってイイ感じである。そのベルトのバックルは長年の使用で皮が剥げかかり無惨、で武士の鎧嚇しを思い浮かべた。鎧嚇しは、軽量化と頑強さが大事で革辺に漆を掛けて絹紐で繋げて体を守る。それが有名な井伊家などは「赤備え」と言って朱漆の見事な鎧冑である。その朱漆革バックルを作成中である。漆の効能を学んでから様々を行えば良かったのだが、携わりながら経験から学んでいる訳である。

へんな洋食屋

2009-03-07 08:39:23 | Weblog
お客さんとの会話はしてみるモンで、常連のご夫婦なんですが奥さんは昔に漆塗りをやっていたそうで散々に話を聞かせてくれた。やっていたのは、若狭塗りの様な多色塗りであるが、わざと斑を作る事で紋様化して難しさをカバーする手法である。思えば、失礼だが若狭塗りなどは斑が入り紋様と化している。それが味だと言えばその通りである。オイラは、輪島塗の如く一色のヌメリとしたあの光沢ばかりを思い描いていたので、斑入りの若狭塗りは思い付かなかった。やはり、話してみるモンである。そう思えば、ハンズには沢山の色漆が売っていた。そうだったのかっ!である。これで、漆塗りに付いて一つ扉が開けた訳である。来週には、色漆を求めにハンズへ行かなくてはならないなっ!