へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋

2009-03-01 08:38:06 | Weblog
1日経ち、納屋の作業場で昨日の漆に触れる。少し弾力が在るから未だその後の作業は無理。判ってはいるのだが、やはり弄りたい。この、漆塗りの後の間合いが三日間というのが待てない。で、新たな創作をその間に進めようと思案しているが、中々に思い付かない訳である。間合いが嫌なのである。これは、店での営業も同じでお客さんが途切れ一片付けも終わると次の来客までの間合いが嫌なのである。気が抜けるのであろう。音楽も同じ。音符と音符の間合いが嫌で、その間合いにどんどん細かい音符を入れてしまう。結果的に、複雑で弾きこなすのに難儀な曲に為ったりする。だから、スローバラードなんて元来苦手である。物造りでも、考えた意匠に更為る作業を加えるからより困難な作業に為って失敗に陥ったりもする。1日の生活だって、思えばあれやりこれやりと矢継ぎ早である。性格が、じっとは出来ないのであろう。かなり神経質だから、時間の概念は強く持ち昼寝でさえも必ずする。治したい部分でもある。

へんな洋食屋

2009-03-01 08:37:59 | Weblog
昨日、叙情散歩から帰ってみると居間のテーブルの上に風呂敷包みが二つ。3ヶ月程待った紬のベストが出来て届いていた。直ぐ様、依頼した方の処へ駆け込んで御礼である。素晴らしい出来映えに感動した。黄八丈の光沢とリバーシブルの紺の紬の目にも鮮やかなコントラスト、もう一枚は伝統的な大島紬で濃茶のシックなベストである。ボタンは、作者が選んでくれたのだが大振りの模様入りで細部まで素晴らしいっ!喜んでも、その日には卸せないので衣紋掛けに飾って置き納屋へ入る。新作ライターケースの製作である。銀板を延ばし、巻いてカバーを造りロー付け、で意匠の模様を銀線で巻きロー付け、磨いた後に漆塗りである。今日はそこ迄、せいぜい三日間は弄らずに眺めて乾燥を待って砥をし再び塗り、その繰り返しを三四度行う訳である。結果的には、充実した1日である。