しかし、ツクヅク思う。江戸時代に入る前迄は、足柄峠越えが東海道だと知ったら名祟る先人達が越えている。大和武尊や新羅三郎義光、家康等など様々な方々が越えた。そこを今オイラが騎馬というバイクで越えたと思うと感慨も一塩である。感慨が濃いという事だ。もう一塩加えるという事は、味はかなり濃い訳である。峠を降りるとそこは足柄の町、宿場町の名残りが随所に存在する。そして隣町の駿河小山、富士紡績で栄えた町であるが今は寂れてナカナカに味がある。モノクロ撮影である。復路は、古東海道である国道246線にて帰宅した。
行って来た。足柄峠越えだっ!道は地図で熟考してあるので、道中の様々が納得して通り抜けられる。が、足柄峠下にて以前休んだ茶屋でぶっ掛け蕎麦を食べた後だ。新たな道が出来ていて迷う、新道は綺麗でツマラナイので旧道を探すのだが完全に荒れ道となっていてマァそれはそれでスリルが有り面白い。それでも、荒れ道でパンクなんかしたら大変な事に成るから慎重である。今日の騎馬は15年来の「カブ」だから立ち乗りも可能なのでトライアルの様に危険な岩や水溜まりを避けられる。足柄峠まで三時間の遠乗りも楽しく到着して一服である。