自治体学校三日目の最終日は再び仙台国際センターに戻っての全体会でした。全体会では、福島大学教授の柴崎直明さんによる「福島第一原発の汚染水問題の現状」についてでした。
前政権の野田首相による「原発事故は収束」は全く間違っており、未だに放射能に汚染された汚染水問題が一層深刻になっており、見通しすらたっていない現状。
原発汚染水問題の経緯
原発汚染水問題の背景
汚染水タンクの地盤問題
地下水、地下水解析の問題点
地元自治体による独自の監視の必要性
について、詳しく報告されました。
発表されるのは、東京電力のデータばかり。しかし、そのデータは不十分で誤りが多い。また東電は自社の敷地内のことだけで、敷地周辺の影響については調査すらされていない無責任なもの。
講演では、原発が建設される何年も前に遡って、その地質状況から現在の状況まで、経年を東電自身が把握していないお粗末な状況であることも分かってきました。
原発事故とその対策のお粗末さ。このような状況であるにも関わらず、政府は原発再稼働や、原発輸出まで積極的に推し進めようとしています。明らかに国民の生命、人権、財産より、財界の利益を優先にしているとしか説明がつかなくなっているのではないでしょうか!
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