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常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

やる気

2020年01月14日 | 日記
詩吟の教室でフィットネスが話題になった。年会費を払っていて、都合がつかず、つい休むことが多くなり、最近では年何万と払って一度も利用しない、という人もいた。勤めの帰り道にジム通っていたが、勤めを辞めると、自宅からわざわざジムに行くのが億劫になる、ということもあるらしい。人のやる気は、どこから生まれるのか。それを生み出すのは、脳の側坐核という場所にあり、そこの神経細胞が刺激されるとやる気が起きる。これは池谷裕二という記憶を研究している、大学の先生だ。

では刺激をどうやって与えるかといえば、決めたことをやり始めることで、脳のその部分が興奮して、気力が高まってくる。つまり、最初にやる気がなくとも、やり始めると次第に集中してやる気が起きるのだという。先ず、やってみる、それが一番いい方法らしい。例えば、掃除は始めるまでは面倒だと思っているが、取りかかってしまえば、ついハマってしまって最後までやり遂げるという具合だ。

また脳には、ミスをした方向に進まないという性格があるらしい。間違えたり、失敗することで、記憶の定着率が増す。間違えることが、脳が飛躍する大きなチャンスだと、池谷博士は語っている。高年齢になって次第に気力がなくなっていくことを実感しているから、博士の発言に大いに勇気づけられる。さらに、記憶の整理は、眠っている間に夢をみながら、行っている。一晩7時間以上の睡眠が大切であるとも説かれている。

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