アベルの現状とアダムの役割を重ね合わせると?

2023-09-23 12:40:49 | Weblog

こっちが真の「神の計画」だよねってなる。

まず聖書の天地創造だが、これは唯一神視点と有象無象視点で状況描写が異なってくる。
唯一神「始まりってどんなだったかな?たしか、こう……」
 天地創造が起きる
有象無象「世界の始まりとはどのようなものだったのですか?」中心霊「示しましょう」
 天地創造が起きる 中心霊「世界の始まりとはこう起きたのです」有象無象「これが世界の始まりだ」

唯一神だと「思った」「起きた」なのに対し、有象無象は「自分は世界の始まりを見た」となる。
暗闇の中、水面を動く神の霊とは人間のレム睡眠状態、上に水、下に水、間に天とは視野を意味する。 他も聴覚や嗅覚といったものに該当する。

次が善悪の知識の実である。 これは判例集と言うと解りやすいだろう。 唯一神側からすると過去の世界の嫌な記憶であるのに対し、エデンの住人たちはそれが何であるか分からなかった。
エデン物語の終わり、アダムは地を耕す、回り続ける炎の剣とは時間を意味する。 時に追われ、安息はなく、耕し続ける者。 彼が何故そうするかは過去世界の悪を知ったから。

カインとアベルの話における「神」(アダム)とアベルの関係は、神の収賄である。 天地創造のアテン、エデンのアラフ、外のアメン。 アダムは三番目と言う事になる。 カインとは神の収賄を義し続ける人であり、アベルにあるのは無自覚の善性から独善、甘え、怨恨。 ここに唯一神意を見るなら、「天の邪悪をカインに示させ、地の邪悪をアベルで色づけた」となる。
地の邪悪とは過去の独善が固まったものであり、そうした塵にアベルを添えた。

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