ミドリノツヅリ

ベランダで育てている植物たちについての覚書。
と、文鳥のこと。
その他のこともたまに書きます。

プラスチック漬物容器の素晴らしさと欠点について

2011年05月14日 | 水鉢
「水鉢」とは言っていますが、私は現在2つの水モノ栽培と魚の飼育にプラスチック漬物容器(漬物樽と呼んでいます)を使っています。これが栽培と飼育には大変手軽で優れたものではないかと個人的には思っているのですが、どうなんでしょうか。
プラ漬物樽の素晴らしい点として第一に、形状。ハスを栽培するためには、底の面積ができるだけ広く、側面がまっすぐ立ち上がっているものが良いらしい。底面は小さいけれども側面がカーブを描き、開口部(?)が底面よりも広くなっているものが睡蓮鉢によくありますが、ああいうのはハスを育てるにはあまりよくないらしいのです。プラ漬物樽は、とても良い形状のようです。
第二に、軽さ。陶器の水鉢などはもともと重く、水を入れるとさらに重くなるだろうから、ちょっと場所を移動したいなと思っても私ひとりでは困難になるかもしれない、と思います。プラ漬物樽ならばあのとおり軽量なので、水の重さだけを考えればよい。
第三に、価格。オシャレな陶器の水鉢ですと非常に値段が高く、もしメダカが全滅したら…とか、もしハスが無惨に枯れたら…とか、万が一の可能性を考えたときに躊躇してしまいます。からっぽの高級な水鉢がベランダにさびしく置かれている光景は空しい。また、割れた時のことなど考えると、割れてしまった高級な水鉢のあるベランダ(きっとなかなか捨てられないかもしれない…)の光景というのも、やはり空しい(でも頑丈そうだからそんなにすぐ割れないか)。しかし漬物樽なら数百円で、惜しげもなくがんがん使える。
欠点として、あの黄色の容器は太陽光を通してしまうので、蓮根が日焼けするらしい。まだ自分で確認したわけではないですが、そういう話です。また、コケも発生しやすくなるようです。こっちのほうが見た目に影響が大きいですね。貝の働きも期待できますが、うちのタニシはいまのところ、壁面にはりついてもそんなにツルツルピカピカにはしてくれず、地面にいることのほうが多いです。
見た目といえばプラ樽自体、まあ見た目はそんなに良くないです。が、個人的にはプラスチックのバケツよりも樽のほうが好きです。プラバケツですと、まあそれだって決して悪くはないのですけど、グレーや青の色合いがあまり私の好みではない。ならば漬物樽のうす黄色は好みなのかというと、特にそんなこともないのですが…何か、全体的な雰囲気ですかね。バケツは「掃除」をダイレクトに思い起こさせる(それに伴って雑巾、モップ、洗剤なども)…とか。なんなんでしょうね。
あとは光を通すということで、夏の水温上昇が気になります。ハスのためには温度が上がったほうがいいのかなとは思うのですが、あまり高温になりすぎると生き物が心配です。水温計も買ったので、様子を見つつ、生き物はもし避難が必要なら避難させて、どうにか夏を乗り切りたいと思います。
今、10リットル樽を2個使っていますが、ほんとは15リットルくらいだと良かったんですけど手近なところで入手できなかったんですよね。来年はハスを15リットルの樽に植え替えたいと思っています。

ハス樽の水が、かなり綺麗でびっくりしています。もっと濁ったりするものかと思っていましたが、ピカピカキラキラ。土の表面や樽の壁面にはコケが生えてきますが、水はピカピカ。すごい。
ガガブタ樽のほうはまだ少し濁りあり。土をうまく泥状にできなかったこともあり、ドジョウが巻き上げることもあり…なのかな。立ち上げたばかりですが、もうちょっと経って土が落ち着くと、こっちもピカピカになるかなあ…と期待してます。
ドジョウにはタブレット「どじょうのエサ」と乾燥赤虫を与えていましたが、タブレットは食べているのかどうかいまひとつ分からず(沈んだ直後につついているけど、大きいし…ふやけてから食べているのかもしれないけど)、赤虫は水面に上がってきて食べることもあるけど、あまりがっついている様子もない。それで「川魚のエサ(沈下性)」にしてみたところ、すぐに寄って来て食べている様子でした。よし!
がっつくといえばメダカのがっつき具合はいつも素晴らしい。エサをまくとすぐに5匹とも浮上してきてがっつき始めます。あと、風が吹いた後など卵用洗面器のほうでは水面に小虫が浮いていたりするのですが、メダカ樽のほうではそういうのをあまり見かけない。きっとメダカが食べているんだ、と思っています。
…で、今は、3匹孵った子メダカの飼育について、どうしたものかなと考えています。しばらく洗面器で育てるか、別容器を用意するか。まだ卵はたくさんありますが、あとどれくらい子メダカが孵るのか…孵化の時期が違えば体の大きさも違い、「共食い」もあるというので、ある程度分けなければならないかもしれません。そんなに際限なく増やすこともできないし、さてどうしたものか? と私は考えているのだけれど、そんなことにはおかまいなしに親メダカは今日も卵をくっつけて泳いでいるのでした…。
コメント (4)

ジュリア咲く

2011年05月14日 | バラ
ジュリア開花しました。今回、色はやや濃いめでしょうか。



今日はまたちょっと風がありますね~。
粉粧楼は半開きです。
今年は、うどん粉病があまり出ていません。このまえジャクリーヌが少し白っぽくなっていたくらい。これからも出ないとは言いきれませんが、今のところバラの葉っぱはだいたい健康です。

※ちょっと咲き進んだ写真追加。






ジャクリーヌも。
コメント