ミドリノツヅリ

ベランダで育てている植物たちについての覚書。
と、文鳥のこと。
その他のこともたまに書きます。

今年見た映画2

2015年12月26日 | 映画など
チョコレートドーナツ
 ゲイのカップルがダウン症の少年と暮らす話ですが、この物語のなかでは愛があまりにもたやすく(安易という意味ではなく)自然に息をするように溢れ出ていて、その愛のたやすさ、豊かさにとても心を打たれます。でもそれが時代的に、世間的に理解されない愛であれば、本当のことがわかっていても簡単にイエスと言えない世界なわけで、物語を追いながらもどかしく歯がみすることになるのですが。夜中にみてしまって穏やかに眠ることができなくなり、翌日まであとをひいて残った映画。

オール・アバウト・マイ・マザー 
ボルベール<帰郷>
 アルモドバルの2本。「キカ」を見たのがいつだっけ、すごく昔でそのときはあんまりピンと来なかったのでアルモドバルはあんまり見ようと思わなかったのですが、この2本はすごくよかった。暑苦しいほどヒューマニスティックな感じだったらどうしようと思った(人間愛に溢れる映画をあんまりみたくない時ってある)けど、思ったよりずっと良かったのでほかのもまた見てみたい。
 そういえば「私が、生きる肌」は少し前に見たけどあれはけっこう悪趣味でした、面白くなかったわけではないんですが。

アンチクライスト 
 ひどい映画いやな映画その1。レンタルショップの棚で見つけて、おおこれはきっとひどいだろうな!と思って喜んでいそいそと借りてしまうのは何故なのでしょう。ひどいものいやなものを見たいという心が明らかにあるわけですね。たぶん今年見た中でぶっちぎりで一番ひどくていやな映画だったと思います。トリアーの鬱三部作というのの1作目とのことで、ほかの2作はまだ見る機会がありません。見つけたらやっぱり借りてしまうんだろうか、どうだろうか…ちょっとは迷うかな。

ゴーン・ガール
 ひどい映画いやな映画その2。見どころはとにかくロザムンド・パイクなのですが、ちょっとやりすぎ?と思わないでもなくて、もうちょっと抑えてじわじわくる感じでもよかったのになー、とも思いました。ひどさいやさの激しさ度合はアンチクライストよりはマシでした。
 フィンチャーはけっこう好きで、中でもセブンはすごく好きで、あれもひどいですけどね。今年見たのはほかに「ゾディアック」、期待しすぎたのかちょっと肩すかしだったかも…面白くはあったんですがちょっと長く感じた。

コブラ・ヴェルデ
アギーレ/神の怒り
 ヘルツォーク2本。すごく期待して見たのですが正直いまいち入り込めなかった2本。なんででしょう、私が好きそうな映画なのに…と思ったのですが、もしかしたらこういうのが好きだと思い込んでいただけで実はそんなに好きじゃないのかもしれない。それか、少し時間が経ってから見たらまた違う感想を持つのかもしれない。うーん本当に、なんでなんでしょう。

なんかほんとにメモで参考にならなくてすみません。
今年読んだ本とかもまとめられたらいいなと思うけどぜんぜん余力がないのでやりません。
今年はあんまり小説を読まなかったなー。
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今年見た映画1

2015年12月26日 | 映画など
私は映画が好きで、でも映画館にはあまり行かずほとんどDVDを借りて見るのですが、今年見た中で良かった・悪かった映画のメモを少し書いておこうかなと思います。
ここは植物のブログとして始めてずっとそればかり書いていたんですが(途中から鳥の話も追加)、最近ほかのことも書いておこうかなーと思うようになり、別ブログをつくる余力がないので植物以外のことも時々書きたい時ここに書いてしまおうかなー、と。
映画。好きといってもそんなに詳しくないので有名な映画でもいまだに見ていなかったり、今頃になって見ていたり、いろいろですが。とりあえす今年DVDで見てとくに印象に残っているものをいくつか。

サンタ・サングレ/聖なる血
 これは昔見たのではないかと思っていましたが、だとしてもすっかり忘れ果てていたので今回見て良かったです(ついこの間見たので記憶が鮮明)。「エル・トポ」よりも好き。というか今回見てホドロフスキーにはまりそうです今更。強烈なのは失われた両腕、母親の呪縛の恐ろしさも勿論なのですが、なんというか、ごてごてときらびやかな魔術的な映像にうずもれて、ひそやかに流れる物哀しさが非常に魅力的でした。ごたまぜの俗な世界の中に打ち棄てられ、行き場のない、顧みられない者たちが影のようにつつましく哀しげに、おどけながら歌い踊る…というような。ホドロフスキー作品としてはわかりやすいとのことですが、私はエル・トポしか見てない(はず)ですが、そっちよりはとっつきやすいのかな。「ホーリー・マウンテン」「ファンドとリス」も是非見たい。

小さな悪の華
 今年見たうちで私の気持ち的にワースト1かもしれない映画。映画としては良いと思います、音楽も好みだし。ただ非常に気分が悪くなる場面があって、それは小鳥が死ぬところなのですが、もしかしたら作りものを使ってるかもですがそのへんは実際どうなのかわかりませんが、'70年頃の映画なので当時CGなんかないし…ということで、その体温や重さをありありと想像できるゆえに画面で見てしまうと耐えがたい。あの2つの場面で他のすべてが台無しになり、私の気持ち的にはもうラストシーンとかどうでも良くなってしまい、本筋とは無関係に、そういう部分で圧倒的にイヤな気持ちが残った映画でした。こういうことはめずらしい。

アイ・アム・サム
 障害をもつ父親サム(7歳の知能)とその娘ルーシーの物語。「現実にはこうはいかないし、おとぎ話である」的な感想も多いんだろうけど、おとぎ話でもいいじゃないか。ショーン・ペンが好きなので見たんですが、私はビートルズも大好きなので音楽が全部ビートルズですごく楽しめました。まあだからビートルズを知らない人にはいまいちかもですね。映画を見るときは極力なにも考えずボンヤリと集中して見ることにしていますが、そうやって見ていると涙がにじんでくる。この映画で大事なことはルーシーの台詞"All you need is love."にいろいろと集約されている気がします。
 ショーン・ペンが“ゲイの市長と呼ばれた男”ハーヴェイ・ミルクを演じた「ミルク」を確か一昨年くらいに見てものすごくよかったので色々探して見ていて、「ギター弾きの恋」とかもよかったな。

その他。英語なのが残念ですが非常に美しかった時期のディカプリオが見られる「太陽と月に背いて」が大好きだったので、何かの拍子に思い出して久々にもう一度見たいなと思ったら近くのツタヤさんに置いてなくて、じゃあ中古DVDがないだろうかとネットで探したら値段がものすごい高くなっていてびっくりした。VHSもあったけどVHSってもう家で見られないしなー…。

…つづく予定。
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植え替えつづき

2015年12月26日 | ベランダ
Mr.フェアチャイルドとシランを植え替え。
シランの根っこがギチギチになってすごくなってましたねー。
クレマチスはもう一回り大きい鉢に移したくて、でも手持ちの鉢がない!ので延期。
で、この冬はもうきっと植え替えできないと思うので(1月からベランダ改修工事)、来年植え替えるべきバラは、
ジャクリーヌ、アイズフォーユー、ラ・マリエ、マダムゼットマン(ちょっと不調っぽいので様子見)、ドレスデンドール、ロサアネモネフローラ。
何が大変って、広くないベランダスペースで頑張る土リサイクルがとても大変。ああ、広いところに行きたい。
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植え替え

2015年12月25日 | ベランダ
ずっとさぼっていたバラその他の植え替え(土替え、鉢増し)をしました。
今日替えたもの:ジュリア、粉粧楼、マダムアルディ、紫燕飛舞、それからバラではありませんがガールマグノリア。
もう年末で帰省してしまうし、これから作業できる日が明日か月曜しかないのであとは出来る分だけになります。
Mr. フェアチャイルド、クレマチス、シランあたりの土は替えておきたい。
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防寒

2015年12月23日 | 文鳥

このまえやっと防寒用段ボールを設置しました。
今年はずいぶん暖かい日が多いような…。でも今日はちょっと寒いかな。
ペットヒーターはつけていません。夜の温度もチェックしていますがまだ不要な感じ。


2歳とほぼ8ヶ月、元気元気。

早いものでもう年末です。29日から帰省だし、そろそろ準備とか考えなくてはなりません、週末には荷物を送ったりとか色々。
今回もJRなので長い旅だなー。
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Imagine

2015年12月09日 | その他
きのう12/8はとてもひさしぶりにジョンの"Imagine"を聞きました。
この曲が出たのは1971年。それから40年以上経って、世界はすごくすごく変わったけれども、この曲のメッセージはいまもつよく心に響く。
You may say I'm a dreamer, but I'm not the only one...という、この詩が祈りのように思えます。
祈らずにいられないのだと。いまの時代も、その祈りは同じです。
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こたつ

2015年12月05日 | 文鳥
ここ数年、冬になると浮上していた、暖房の問題。
私はエアコンが苦手で、出来るだけ温風を浴びたくないため、スリムでわりとお手頃価格のカーボンヒーターの類で冬を乗り切ってきました。
が、冷え性が年々酷くなって結構辛いため、何かもうちょっと強力な暖房(エアコン、石油ストーブや石油ファンヒーター以外)は無いものかと探していたのです。
今年もネットで物色しては悩んでおりまして、お値段高めの遠赤外線のヒーター各種にはけっこう惹かれたのですが、やはりお値段のこととかあれこれを考えて思いとどまりました。
しかし、今年ついに購入を決めたものがあり、それは「こたつ」…60cm角の小さいものです。
リビングで団らんに使うとかではなく、私一人が小さく暖をとるためのものなので60cmでよろしいかと(70cmとすごい悩んだのですが、ぜったい小さいほうが無難だろうと思い、60cmに)。届いてみたらちょうど良かったです。

…で、こたつが届いて設置したのはよいのですが、ひとつ問題が。
文鳥様の警戒です。模様替えや新しいものにはとにかく弱い、文鳥様。少し経てば慣れてくれるだろうと思ってはいるものの、予想以上の警戒ぶり。
それまであった座椅子をどかせた(残したかったのですがどうしても部屋が狭くなる。この座椅子はもともと、この部屋にはやや大きめでした)ということもあるのかも…。
放鳥時、机付近に来てしまうと平気なのですが、ひとりでおやつの場所に飛んで行ったりカゴに戻ったりすることが出来ず、連れて行こうとしても頑として机付近に居残ろうとするため、たいへん難儀しました。
カゴの中に入ってしまうとまた平気になるみたいですが。

しかも今日設置したのはこたつ本体と小さな折りたたみ座椅子のみ。
文鳥様を寝かせてからこたつ布団を掛けました。

明日起きたらこたつ布団のかかったこたつがあるわけで…さらにはこたつの下用の敷物(まだ届いてない)も来るわけで…。
先は長いかもしれない。なんとか短期間で慣れてほしい。
ちょっと前に新しいマウスとマウスパッドに替えましたが、それに慣れるまでもしばらくかかったしなー(でもマウスのときはさほどパニックにはならなかった)。

12/6:今日の朝ちょこっと出したときはわりと大丈夫でした。最初カゴ上から動こうとしなかったので机付近まで連れて行きましたが、こたつ布団を見ても比較的大丈夫な様子。帰りも送って行きましたが机付近に逃げ帰ることはありませんでした。

12/7:放鳥時、おやつの台まで飛べるようになり、ひとりでカゴに帰れるように(小腹がすいた時に食べに帰って、また出てくる)なりました。よかった!
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