本調子になってきた感じ、ハイビスカスのアーノッティアヌス。
しかし6号鉢(深め)では小さいようで、ちょっと強い風が吹くとすぐ倒れます。鉢増ししなきゃいけないんですが。
バラ、特にジュリアが虫食い被害に遭っています。
蕾をかじられながらも幾つか咲いたのは良かったけれど、今度は新芽をきれいに食べ尽くされるという災難。新芽だけ。
フェアチャイルドの蕾もちょっとかじられた気配があったし。飛ぶ虫?
這う虫だと、新芽「だけ」食っていくということはあまりしない気がするのですが…気がするだけ?
何にしても最近、被害が続いておそれをなしているのですが、いったい何の虫なのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/fc/bfdf2fc68f1e4956662e6a46f0987d9b.jpg)
こちらは強風で折れてしまって復活したルイズ・ダルザン↑順調に育っています。食われませんように。
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ここからはガーデニングの話ではありませんが。
10月24日、作家の北杜夫さんが亡くなられました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
小学生の頃、父の本棚から発掘した「どくとるマンボウ航海記」の文庫本を読んで、はじめてファンになった作家が北さんでした。
全部の作品を読んだわけではないのですが、マンボウシリーズでは「青春記」が大好きで、何度も何度も読みました。
何年か前に松本に旅行に行ったときは、北さんが旧制松高時代に書いた落書きを見ることができて嬉しかったのを覚えています。
いくつも有名な純文学作品を残されていますが、特に処女作「幽霊」の瑞々しさ、繊細さが忘れ難く、私の心には残っています。
昆虫好きとしても知られ、「どくとるマンボウ昆虫記」も書かれていますね。
すでに昆虫が苦手だった十代前半のころに読んだ記憶がありますが、虫がこれほどキライな人間にでも大変面白く、興味深く読めるものでした。
しかし、あの「昆虫記」によって、知らなければ幸せであったかもしれない虫の知識を色々と得て、トリハダを立てていたような気が…しないでもないですね。
本当に多くの人に愛された方であっただろうと思います。
84歳ということでしたが、もっともっと長生きしていただきたかった…と残念です。
素晴らしい作品を、宝石のような言葉たちを、ユーモアを、笑いを、ありがとうございました。
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手作りブログのほうを1年半ぶりに、いちおう再開しました。
あまり頻繁には更新できないかもしれませんが、またぼちぼちやっていけたらと思います。