引っ越して10日、家の中も少しずつですが落ち着いてきました。荷造り・荷解き・片付けで疲労しきっておりますが。
根無し草賃貸生活の私たち夫婦の今回の家は、やはり集合住宅ですが「戸建て風」。2階建ての各階に1世帯ずつ、という建物の1階部分です。
庭はありますが、鉢植えたちを地植えにはできないので、軒下=2階のベランダ下(物干しスペース)のコンクリート部分に置いています。コンクリの上であるという点では、ベランダと一緒。でもカテゴリーは「ベランダ」から「軒下」にすることにし、新たに「庭」カテゴリーも追加。
庭はまだ全然手つかずですが(邪魔になっていたヤツデの枝を夫に切ってもらい、枯れ葉とか少し拾っただけ)、これから手を入れていくつもりです。
さて庭は地面なので(当たり前ですね)、木も何本か植わっているので、さっそく毛虫となめくじがやって来ました。早過ぎる(しかも毛虫は意外と、移動するスピードも早い。追い払うだけだといつまでもそのへんに居るから、火ばさみで取って土に埋めればいい、と実家の母に言われました。うう、埋めろって…)。ヤツらはどのようにして植物のニオイを嗅ぎつけて来るのか? 虫大嫌いな私とヤツらとの闘いはもう始まっています。
私は、とりのなん子さんの漫画「とりぱん」を愛読しています。
あの中に、大発生した毛虫を軍手をはめた手でぶちぶち潰す、という話があったと思うのですが、あれを読んだときは「ぜったい無理」と思っていました。幸いウチはベランダだし、そんな状況になることも滅多にないだろうし、いやとてもそんな事をするのは不可能、と思っていました。
しかし今。庭付き賃貸に引っ越し、チョウが毎日飛び、蚊に刺され、名前もよくわからない妙に色鮮やかな虫が飛来したりする現実に直面している今。そういう事ができる人になれたら、さぞかしいいだろうなあ…という気持ちもあるのでした。
そういえば昔、うちのおばあちゃんも、サンダル履きで毛虫を踏み潰していました。そこまで出来ずとも、虫への耐性は今までよりも確実にもっと必要になってきますね。
でも、毛虫を軍手で潰したりサンダルで踏みつぶしたりできる人に…なりたいような、なりたくないような…微妙。
写真は庭の紫陽花の群生(とまで行かないか)。でもこれは花が終わったら数を減らす予定です。
木も、スペースに対して育ち過ぎなものは枝を切る(夫に切らせる)予定。
庭は好きに使って良い、切ってもOKと許可が出ましたので、遠慮なく。
あまりのびのび色々生やしてしまうと、自分の手には負えなくなって虫との闘いに負ける。と思うからです。そのへんは厳しく。