『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』を観た(寸評)]

2014-04-21 01:03:50 | 新・物語の感想

☆かなり入り組んだ物語で、とても面白かった。

 犯人、容疑者、被害者、被害予定者、警察、探偵、FBI、コナン、コナンのプライベートな関係者が、一刻を争うかのごとく、日本全国を能動的に移動する中で、謎解きの物語を形成し、浅草に収れんしていく力技には感服するしかない。

 しかし、今作ほど、コナンの失態が多い作品はなかった。

 まず、序盤での容疑者のスケボー追跡だが、ここで、持っていたスマホを落とすとか、車に激突しそうになるとか、迷惑この上ない。

 これが、後の、少年探偵団のトランシーバー使用に関わる伏線に流れる展開なのは分かるが、いきなりの無理矢理感だ。

 続いて、狙われている男を守ろうと、コナンは隙を見せ、犯人に狙撃される・・・、が、女子高生探偵・世良に、身を呈して守られる。 

 そもそも、コナンの正体・工藤新一は、その背後の甘さで、黒の組織によって、身体を子供のようにさせられてしまっているのだ。

 蘭が、世良とコナンを苦しませている犯人を怨むのだが、いや、この件に関しては、コナンにも相当な過失責任があるぞ!

 続いて、中盤のカーチェイスでも、コナンは危険走行をしている。

 そこには必然がなく、第三者に危害を加えてしまっているかのような印象。

 最後に、ラストの犯行現場がスカイツリーに判明し、そこで犯人が待機しているのが分かっているのに、自分は捜査に。

 別件で、蘭や園子・少年探偵団をスカイツリーに向かわせてしまう迂闊!

 私の大好きな歩美ちゃんが、犯人の人質にされるのだが、コナンの思慮のなさに腹が立った。

      ・・・身体ヒョロヒョロの華奢さがたまらん。

  クライマックス、見ているこちらの気持ち、「どうする、コナン!? どうする、コナン!?」のせっぱ詰まった感はハンパなかったっスよ!!

                                     (2014/04/21)


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