『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[保守派の細分化]

2010-03-20 08:51:02 | 保守の一考
☆昨夜、本屋に行くと、小林よしのりの新著『昭和天皇論 ― ゴーマニズム宣言SPECIAL』が並べられていたので、購入し、帰宅し、赤ワインを飲みつつ、クラッカーにチーズを乗せたものを食しつつ熟読する。

 大著なので、半分しか読んでいないが面白かった。

 特に、各所、例えば、マッカーサーと対面した昭和天皇の御所作(挙動)の文学的な読み解きは素晴らしかった。

 文学的とはいえ、これが正しいだろうという全学問的な理論が成り立っている。

 また、マッカーサーの、俗な人格の読み解きもいい。

 敗戦処理総理としての鈴木貫太郎の描き方も論理的だが、阿南惟幾については決定打に欠ける印象だ。

   ◇

 困っているのが、小林よしのりは、皇位継承問題で女系天皇を認める発言を強硬に繰り返していて、保守派内で対立している。

 私は、頭を掻き毟る。

 今、保守派が危機にあるときに、貴重な戦力を分散してどうするんだよ! と思う。

 そんなんどーでもいいじゃん!

 ・・・と言いたいのだが、この皇位継承問題、ほっておけない問題ではある・・・。

 でも、小林よしのりは、日本会議派や、チャンネル桜の水島社長、そして、日本教育再生機構の八木先生らも攻撃しまくっている。

 私は、以下のエントリーを記した。

     [【歴史教科書】「つくる会」元東京支部長が追放された理由【八木氏の天皇論】](2009-08-18 03:17:37)

 これで、少しでも、保守派内の皇位継承問題の対立を抑制しようとした。

 しかし、翌月の雑誌『正論』の八木先生の連載のタイトルが、(内容は関係ないけど)「余計なことをしてくれるな」だった^^;

 よしりんの方も、その次の『ゴーマニズム宣言』で、八木発言を、歯切れ悪くも、批判していたからなあ^^;

   ◇

 私は、かつて、アメリカの取り扱い(反米or親米)について、保守派内で対立が起こったとき、「そして、細分化がはじまる」という文章を書き、保守派分裂を憂いた。

 が、その後、私は、保守派大分裂(「新しい歴史教科書をつくる会」内紛)の中で、積極的に「分裂」を促進させてしまった・・・^^;

 私には譲れないことがあったし、小林よしのりにも、それがあるのだろう・・・。

   ◇

 そして、かろうじての保守派政党とも言える自民党が下野して、保守派が一致団結しなくてはならない今!

 血は争えない、バカの鳩山由紀夫の、バカな弟・鳩山邦夫が、「政界再編」を掲げ、自民党を離脱した。

 ・・・確実に、戦力の分断化でしかない!

 鳩山邦夫のつくる党など、せいぜい、多くても5,6人程度しか集まらんよ。

 まあ、少なくても、亀井静香(国民新党)ほどのキーポイントとして存在できたらいいけど、それは望めまい。

 参院選は七月だそうで、民主党の支持率が下がる一方で、自民党の支持率が上がらないと、左翼マスコミは喧しく、保守派は嘆いているが、

 なぁに、民主党に入れない愚民は、自民党に入れざるを得ないのだよ。

 今が、チャンスなんだぜ、谷垣さんよぉ!!!

 とにかく、戦力を一丸にせよ!!!

                                         (2010/03/20)

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