『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[子供ネタ(2)]☆

2015-06-05 13:55:43 | 新・まあまあ楽しい話

   子供ネタ 『偉いですね^^(公共心がある)』(2007/06/30)

▼昨夜は外泊し、今、帰宅した。
 帰宅時に100円ショップに寄って、会社で皆が使う文房具等を物色した(注:この頃、私は請負現場の責任者をやっていた)。
 ・・・幼児がいた。...
 年の頃2歳ほどの男の子だ。
 お父さんに連れられて、お菓子を二つほど握らされていた。
 そのお父さんは、「まだ買う物あるから、お前、ちょっと待っておけ」てな風情で、店の奥に消えた。
 幼児は、お菓子を両手に握りながら、レジからちょっと離れた場所に立っていた。
 すると、陳列棚から飴の袋が一つドサッと落ちた。
 私は、幼児を黙視した。
 いや、別に、その幼児が落としたわけではない。
 陳列し過ぎで、はみ出ていたのが落ちたのだ。
 だが、その幼児がどういった反応を示すのか知りたかった。
 選択肢の問題なのだが、
 私は、その幼い子にあっては、その落ちたお菓子袋を無視する選択肢しかないだろうと思った。
 それを拾って棚に戻すと言う選択肢は、私の考える2歳児の思考には存在しないはずだった。
 ・・・、・・・しかし、その幼児は、一秒ほど考えた後、自分のお菓子二つを片手に持ち、屈み込んで、落ちたお菓子袋を拾い上げたのだ。
 とても感動した^^
 本来は、2歳の子供が出来ようことではないはずだ。
 男の子は、お菓子袋を拾ったはいいが、それを元に戻そうとする段において、自分の背丈以上の棚であることに気づくだろう。
 そこではじめて、困惑するか・・・。
 だが、そこは「大人」がフォローしなくてはならない。
 私は、男の子が困ってしまう前に、その菓子袋をヒョイと取り上げ、棚に戻すことを引き継いだ。
 すると、そこへお父さんが戻ってきた。
 お父さんは、私を訝しげに見た。
 私は、穏やかに言った。
「この子は偉いですね。自分が落としたわけでもないのに、拾って棚に戻そうとしてましたよ^^」
 お父さんの顔が綻んだ。
      ・・・あなたの教育が偉いんですよ^^
                         (2007/06/29)


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