☆少し残業だったので、今日の公開作では、なんかいつも、とてつもなくエロい石原さとみが出てくる作品には間に合わず、
また、特に映画ポスターの歯をくいしばっている表情が可愛い井上真央主演の作品は母親が見たがるので後日に伸ばし、
でも、私をほっておくと、またも『ヱヴァ:Q』を見ちゃうので、強引に女を誘い、この作品を観た。
この作品、あまり期待してなくて、まあ、無難に楽しめるだろうと観始めたら、リュック・ベッソン印だったのが、嬉しい誤算であった^^
しかし、世に、いいエメリッヒと悪いエメリッヒがいるように、いいベッソンと悪いベッソンもいて、この作品は、結構 金が掛かっていて、それなりに見れるレベルにあるが、どちらかと言うと、悪いベッソン系であった。
どうにもリュック・ベッソンは、現代劇のアクションだと、演者の動きも、私たちの知らない暗黒世界での常識なども、それとなくリアルに見せてくれるのだが、それがSFになると、却って、我々日本人がアニメなどで詳しく知っている世界であるので、途端に違和感が起きてくるし、ご都合主義にも鼻白む。
今から約50年後の未来の話・・・、宇宙監獄で暴動が起こり、そこが囚人達に占拠され、偶然にも居合わせた大統領の娘が人質にされる。
地球で無実の罪を着させられようとしていたCIAの捜査官(ガイ・ピアース)が、服役免除と引き換えに、大統領の娘の救出を命ぜられるのだ。
ああ、これって、『ニューヨーク1997』もしくは『エスケープ・フロム・LA』じゃん(主人公が、ゲーム『メタル・ギア』シリーズの「スネーク」の元祖)。
我らがカーペンター印じゃん^^
ああ、思い出すなぁ、どうにもB級作品の『ニューヨーク1997』の新聞広告が、見開き2面にバーンと出ていた時代を!
ジョン・カーペンター監督は、その大胆な演出で、B級設定の作品を準A級大作にまで引き上げていたよなぁ。
また宇宙刑務所と言う閉じられた空間の中でのアクションは、私に、少しだけ『ダイ・ハード』を思い出させてもくれた。
が、どうにも、カーペンターのようなサスペンスはなく、ナカトミビルのように重層的な舞台が有効に使われた演出でもない、なんとも牧歌的な雰囲気の「敵地でのアクション」であった。
ただ、わりとセリフで楽しませてくれるトコが、ベッソン印の味だろうか?
囚人反乱の首謀者ブラザースだけは、静と狂の「まむしの兄弟」っ振りがいい味出していた。
だが、リュック・ベッソンは、少女をキャスティングさせると絶妙だが、大人の女をヒロインに据えさせると、ちょっと、私の趣味とは異なる。
今回のヒロインなど、かつてのスタローンの奥さん ブリジット・ニールセンみたいだったよ^^;
最後のほうでは、なかなか魅力的に生き生きと変化していったのは良かった。
また、この作品のエンディングで、主人公に罪を着せた男の正体が分かるのだが、私は、そんなトコにポイントが絞られるとは思ってもおらず、まだそこで、どんでん返しの展開など考えてもいなかったので、非常に驚いた。
そこが妙に鮮やかだったので、私のこの作品の鑑賞は清々しいものが残ったのであった^^
(2012/11/23)
また、特に映画ポスターの歯をくいしばっている表情が可愛い井上真央主演の作品は母親が見たがるので後日に伸ばし、
でも、私をほっておくと、またも『ヱヴァ:Q』を見ちゃうので、強引に女を誘い、この作品を観た。
この作品、あまり期待してなくて、まあ、無難に楽しめるだろうと観始めたら、リュック・ベッソン印だったのが、嬉しい誤算であった^^
しかし、世に、いいエメリッヒと悪いエメリッヒがいるように、いいベッソンと悪いベッソンもいて、この作品は、結構 金が掛かっていて、それなりに見れるレベルにあるが、どちらかと言うと、悪いベッソン系であった。
どうにもリュック・ベッソンは、現代劇のアクションだと、演者の動きも、私たちの知らない暗黒世界での常識なども、それとなくリアルに見せてくれるのだが、それがSFになると、却って、我々日本人がアニメなどで詳しく知っている世界であるので、途端に違和感が起きてくるし、ご都合主義にも鼻白む。
今から約50年後の未来の話・・・、宇宙監獄で暴動が起こり、そこが囚人達に占拠され、偶然にも居合わせた大統領の娘が人質にされる。
地球で無実の罪を着させられようとしていたCIAの捜査官(ガイ・ピアース)が、服役免除と引き換えに、大統領の娘の救出を命ぜられるのだ。
ああ、これって、『ニューヨーク1997』もしくは『エスケープ・フロム・LA』じゃん(主人公が、ゲーム『メタル・ギア』シリーズの「スネーク」の元祖)。
我らがカーペンター印じゃん^^
ああ、思い出すなぁ、どうにもB級作品の『ニューヨーク1997』の新聞広告が、見開き2面にバーンと出ていた時代を!
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また宇宙刑務所と言う閉じられた空間の中でのアクションは、私に、少しだけ『ダイ・ハード』を思い出させてもくれた。
が、どうにも、カーペンターのようなサスペンスはなく、ナカトミビルのように重層的な舞台が有効に使われた演出でもない、なんとも牧歌的な雰囲気の「敵地でのアクション」であった。
ただ、わりとセリフで楽しませてくれるトコが、ベッソン印の味だろうか?
囚人反乱の首謀者ブラザースだけは、静と狂の「まむしの兄弟」っ振りがいい味出していた。
だが、リュック・ベッソンは、少女をキャスティングさせると絶妙だが、大人の女をヒロインに据えさせると、ちょっと、私の趣味とは異なる。
今回のヒロインなど、かつてのスタローンの奥さん ブリジット・ニールセンみたいだったよ^^;
最後のほうでは、なかなか魅力的に生き生きと変化していったのは良かった。
また、この作品のエンディングで、主人公に罪を着せた男の正体が分かるのだが、私は、そんなトコにポイントが絞られるとは思ってもおらず、まだそこで、どんでん返しの展開など考えてもいなかったので、非常に驚いた。
そこが妙に鮮やかだったので、私のこの作品の鑑賞は清々しいものが残ったのであった^^
(2012/11/23)