銅版画制作の日々

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鉄男THE BULLET MAN (2009)

2010-05-26 | 映画:ミニシアター

 鋼鉄と化した心を溶かすのは愛か 憎しみか?

京都シネマにて、鑑賞。平日でしかも、どしゃ降りのせいか、何と私一人。開場まで誰も来ませんでした。シアターはしばらく私だけでしたが、、、、。上映時間が近づいたら、パラパラとお客さんが入って来ました。でもたったの5人でした。

前作の鉄男から何と20年の歳月が経って、新しい「鉄男THE BULLET MAN」の公開となりました。何でもリメイクではないそうです。私は前作も前々作も鑑賞しておりません。そういえば塚本晋也監督の作品は、「悪夢探偵」のみだけでした。
本作は公開前より京都シネマではかなり力を入れての宣伝だったので、、、、何か気になっており、今回鑑賞することに致しました。

何でも第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭で上映され、名誉賞を受賞したそうです。今回は全編英語でのセリフですが、アメリカの評論家からは「英語で撮る必要性が無い」と指摘を受けたらしいです。
あまり意識していませんでしたが、そう言えば英語なので、字幕が出ていました。確かにう~ん微妙ですね。

STORY

高層ビルが立ち並ぶ都市・東京。


外資系企業のサラリーマンとして働くアメリカ人のアンソニー(エリック・ボシック)が、日本人の妻ゆり子(桃生亜希子)、3歳の息子トムと送っていた幸せな生活は、ある日突然一変する。
最愛の息子が、謎の男に殺された。なぜ息子は殺されたのか? 絶望の中、その理由を追う内に、アンソニーは解剖学者だった父ライド(ステファン・サラザン)が関与していたある計画“鉄男プロジェクト”へとたどり着く。


この写真が“鉄男プロジェクト”のメンバーのようだ。


美津枝(アンソニーの母)中村優子も関わっていた、、、、。

そして、明らかにされていく家族の真実。「決して怒りの感情を持ってはならない」という父の教えを破り、怒りに我を失ったアンソニーの体から、蒸気と黒いオイルが噴出し、筋肉は“鋼鉄の銃器”へと変貌する。
息子を殺した男の狙いは?アンソニーの体に隠された過去とは? 両親が関わっていた“鉄男プロジェクト”の真実とは?
あらゆる謎が交錯するとき、都市・東京を飲み込む巨大なエネルギーの噴射が始まる。
鋼鉄と化した心を溶かす。


アンソニーが鉄男に変身していく姿は何ともいえず格好良い!

お話はそんなに度肝を抜くようなものではなく、意外にシンプルです。今回鉄男化していく主人公は長身でハーフのアンソニー。これが金属化していくというのがなかなか面白い設定かなと思いました。


ヴィジュアル的に美しいこの映像も良いですよね!


こんなイケメンなのに、、、、、。怒りが増すにつれて爆


顔の半分が鉛色に変化していく、、、、。


ついに鉄男に


謎の男“ヤツ”には監督の塚本晋也。結構、こうして見ると塚本晋也ってキモいよね。


アンソニーの妻役の桃生
亜希子さん、普通ぽいです。もう少し個性的な方の方が良いような?気がしましたが、、、、。

変わり果てたアンソニーに嘆き悲しむゆり子だった。

解説(goo映画より抜粋)

塚本晋也監督の代表作であり、世界中に強烈な衝撃を与えた『鉄男 TETSUO』『鉄男 II BODY HAMMER』の世界観が蘇る。男の身体が怒りで“鋼鉄の銃器”へと変身していく―「鉄男」としての設定は継承しながらも、続編ではなく、あくまで別のストーリーとして誕生。謎の男に息子を殺されたアメリカ人サラリーマンが、怒りに我を失い変貌していく姿を描く。東京を舞台としながらも、全編英語のセリフというのが斬新。主演を務めるエリック・ボジックはオーディションで選ばれた新鋭。塚本監督自身は、謎の男=“ヤツ”役で出演しているほか脚本、撮影、美術、特殊造形、編集に至るまで手掛け、独特の“鉄男ワールド”を余すところなく構築している。

メディア 映画
上映時間 71分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2010/05/22
ジャンル アクション/SF/ホラー
映倫 PG12


おぉ~ロバート・デ・ニ―ロと一緒に写真撮影

何か一昔前の映像って感じもします。チープな味わいかな、、、、。

オフィシャル・サイト
http://tetsuo-project.jp/
 
 
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1 Comments

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Unknown (KLY)
2010-05-27 00:35:47
正直言って海外の訳のわからない賞で絶賛されたなんて実績は何の意味も無いかなと思ってます。私はこの作品、音響と映像表現は結構好きなんですが、作品全体として見たら大したものではないと思いました。少なくとも一般受けはしないでしょうねぇ。^^;
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