想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

夏の山野草

2024-06-27 21:04:46 | 日記
夏を山梨で過ごすのが10数年ぶりですから、
目にするいろいろなものが、懐かしくもあり、新鮮にも思えます。

10数年の間には、お散歩コースの森の木々が伐採されたり、
住宅が建ったり、引っ越されて行ったりして、景色も変わってきています。

もちろん、夏の6月から8月の3か月間こそいませんでしたが、
9月には山梨に帰ってきていました。
ですから、びっくり仰天…というほど変わっていたのではありません。

ただ、野に咲く夏の花たちは、3か月の間にも移り変わっていきますので、
今年は、今は、それらの花たちを楽しんでいます。

オダマキについては、こんなにたくさん咲いている…と驚くほどです。
ウバユリの花芽はまだ出ていませんが、葉の部分はたくさん出てきています。
ソバナも含めて、これらの花は北海道でも咲いているのを見かけました。
このあたりと、北海道の倶知安・ニセコのあたりでは、
同じような花が咲いていましたので、気候が少し似ているのかもしれません。

北海道では、オカトラノオやホタルブクロも咲いてはいましたが、
たくさん…という感じではありませんでした。
そのオカトラノオやホタルブクロは、先日、このあたりで咲いていました。
10数年前のこのあたりでも咲いていましたので、
年々、気温が上昇して暑くなっているとはいえ、
まだまだ咲くことができるほどの気温なんだわと、嬉しく思いました。

開発が進み、森が小さくなっていますので気温が上がりやすくなっています。
小さな植物たちにとっては、たいへんな痛手を被っているはずですから、
そんな中、健気にも咲く山野草を愛おしく思ってしまいます。

10数年前にどんな花が咲いていたのかを思い出すのは難しく、
咲いた花を見て、『あ~、懐かしいわ。』と思うのでしょうね。
それでも、そんな花にまた会えることを思いますと、
暑い中でのお散歩になりますが、楽しみにできます。

出会った花たちを、また紹介できることも楽しみにしています。


 オカトラノオです。


 こちらが、ホタルブクロ。
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ブルーベリー

2024-06-26 20:39:21 | 日記
「食べて行って…。」

今日のお散歩の時、道沿いの畑の前で声を掛けられました。
食べて行って…のそれは、ブルーベリーです。

10年ほど前に、「ブルーベリーを植えたのよ。」と言っておられました。
「7~8年もすれば食べられるようになるわ。」とも言っておられたのです。
元は、大きな栗の木が3~4本もあった場所ですが、
古木になった栗の木を倒して、20数本のブルーベリーが植えられたのです。

それ以来、その前を通るたびに、若木が大きくなっていく様子を見ていました。
大きくなるまでには、根の部分の下草を小まめに取っておられましたし、
周りに出てくる草も取っておられました。
そうして、花が咲き、実が生り…。

実の収穫は、6月から7月にかけてですから、
私たちが北海道に行っている間…ということになります。
そのブルーベリーは、ご家庭で食べられる分ですが、
ご近所の5~6軒の人にも声を掛けておられるようでした。
せっかくだから、みんなにも食べてもらえると嬉しいから…とのこと。

このお宅では、他にもいろいろな野菜などを作っておられますが、
すべてそんな感じですから、我が家もお相伴にあずかっているのです。

ただ、昨年までのこの時期、北海道に行っていた我が家ですから、
ブルーベリーは今年初めて…となります。

今日、お散歩の時にブルーベリー畑を見ましたら…??!!
「ねえ、色付いてきたわ。」と、少し前を歩いていた主人に言いました。
「そうだね。実が大きいね。」と、主人も引き返してきました。

その時、私たちの声が聞こえたからでしょうか、
奥さんがブルーベリーの畑の中ほどに立ちあがって出てこられました。
いらっしゃるとは思っていませんでしたので、私たちは驚いたのですが、
「熟れている分を持って帰って…。」と言われるのです。

たいへんな思いをしてここまで育てられたことを知っていますので、
「はい、ありがとうございます。」なんて、簡単には言えません。
「あとで、袋を持って来て採って行って。」と続けて言われたのですが、
さすがに、あとで…というほど近くはありません。

遠慮していると思われたのでしょうか、
「じゃあ、ここで採りながら食べて行って…。」と案内され、
主人と私、木から実を採っていただきました。
ブルーベリー狩りです。

それが、何と甘いことでしょう。
毎朝、無糖ヨーグルトを食べる我が家では、
25年ほど前から、目に良いと言われるブルーベリーを数個入れて
食べてきました。
ただ、冷凍のブルーベリーです。

食感が全く違いますが、今日のブルーベリーが食べられるのならば
何と嬉しいことでしょう。
近いうち、お散歩の時に小さな袋を持って行って、
少しいただきたいなと思っています。



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ユキノシタ

2024-06-25 21:30:39 | 日記
今日のお散歩は、いつものコースでしたが、
今日、初めて気が付いたこと…、花がありました。

ユキノシタです。

私たちは、長年、さだまさしフアンなのですが、
特に主人はかなり昔からのフアンですから、
たくさんの曲を聞き、何度もコンサートに行っているのです。

そのさだまさしのアルバム・『家族の肖像』の中に
『秘恋』という曲があるのですが、
その歌詞に出てくるのが、ユキノシタなのです。

♪♪ ユキノシタの白い花を 祖母は愛していた 
♪♪ 石垣にすがるように 耐えるように咲く花を

主人と結婚してから、「ユキノシタの花を見たことがない。」
と聞いた時、ちょっと驚いたと記憶しています。
それは、主人はかなりいろいろなことを知っていて、
特に、歌詞に出てくる花には関心が高いと思っていたからです。

私の実家にはユキノシタが咲いていたのです。
わざわざ植えたというよりも、そこに生えているので大切にしている
という感じの花でした。

ただ、私はユキノシタの花がとても好きでした。
中庭の蔵の入り口の、柿の木の根元に咲いていたのです。
日があまり当たらず、湿気が多い場所でしたが、
夏が始まる頃、小さな花を咲かせるのです。
誰に見られるのでもないけれど咲いているその姿が
子供だった私にも健気に見えたのでしょうね。

今日、ユキノシタの花を見ましたが、
思い返しますと、実家で見て以来…?かもしれません。

子供の頃、ちょっとした擦り傷などが化膿しやすかった私は、
ユキノシタのお世話になっていました。
その葉を柿の葉に包んであぶり、柔らかくなったユキノシタの葉を
化膿した部分に張ってもらいました。

それが、どれほどの効果があったのかの記憶はありませんが、
先ほどWikipediaで調べてみました。

【民間では生葉を用いており、葉を火であぶって軟らかくしたものが、
 腫れものなどの消炎に用いられ、凍傷やしもやけ、火傷にも使われた。】

私の父が、現代医学をあまり好んでいませんでしたので、
素人ながら、そうした漢方的な知識を本から学んでいたのでしょう。

今日見たユキノシタは、実家にあったそれよりも、少し大きく育っていましたが、
主人にも、実際のユキノシタの花を見せてあげることができて良かったです。


 斑入りの丸い葉が、ユキノシタの葉です。
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暑さ対策をしながら

2024-06-24 21:21:09 | 日記
暑い日が多くなりました。

テレビなどでは、熱中症の予防のために、エアコンを使うことを勧められますが
可能な限り、エアコンは使わなくて過ごせればいいなと思っています。
もちろん、可能な限り…ですから、
これからの長い夏の間には、使うことになるのでしょうね。

今のところ、エアコンを使うことなく過ごせています。
そのためには、室温を上げない工夫が必要なのですが、
我が家の場合、東西南北、四方に窓がありますので、
日差しを遮ることが大切になっています。

せっかくの日差しを入れたい…けれど、暑くなってほしくない…。

ということで、お天気が良くて日差しがある日には、
可能な限り、日差しを遮断するべく、気を付けているのです。

カーテンやブラインドを使っていますが、
あまりにも暗くなってしまわないように気を付けています。
我が家は、ほぼ全室の床が絨毯張りになっていますので、
絨毯には日差しが当たらない工夫もしなければ…。
絨毯がいったん温まりますと、その熱がいつまでも残るからです。

そして、ブラインドの向きは、日差しの具合によって操作しますので、
気が付いた時、窓辺に行った時など小まめにしています。
また、カーテンレールボックスがありますので、
その上の部分から温度が上(天井方向)に逃げないよう、覆いも作りました。

西の窓には、西日が差し込み始める頃にはブラインドをしますが、
さらに、遮熱のために、アルミシートも張っています。
寝室などが暑くなりますと、睡眠にも影響しますので
必要に迫られながら…ではありますが、いろいろな工夫を楽しんでいます。

そんないろいろをしているお陰??で、
今のところ、エアコンなしで過ごしているのです。

昨年までの夏の時期は、北海道で暮らしていましたが、
ここ数年は、毎日エアコンを使っていました。
北海道も、それほど暑くなってきているということなのでしょうね。

ここ山梨県は、全国でも暑い所として名を馳せていますが、
我が家のあたりは標高が高いということもありますので、
県内では気温が低い方なのです。
今年は…どんな暑さになるのでしょうね。


 お散歩コースの畑。
 一面がきれいな緑…ですが、植えてあるのは何でしょう。
 成長してくれば、何かがわかるかもしれません。
 
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現行犯は

2024-06-23 21:20:44 | 日記
我が家では、卵をよく使います。
特に、糖質制限を始めてからは、お食事用として…だけではなく、
毎日のティータイムに食べるスイーツ用としても使っているのです。
ですから、当然のことながら殻もたくさんできてきます。

その殻は、お庭の木々の肥料になるようにと、砕いて埋めています。
ところが…です。
ひと月ほど前のある日、その卵の殻が掘り起こされていたのです。
いったい誰がこんなことを…と驚きましたが、
さて、いったい誰が…と気になっていました。

鹿? 烏? ムクドリ? キジかもしれない…など思い浮かべたのですが、
現場を見たわけではありませんので、想像するだけでした。

ただ、毎日、お台所の窓からその場所を見ることが日課…?
それどころか、お台所に立っている時は常に…、
その場所を見ることが習慣になっていたのです。

そんな今日、その現場を目撃したのです。
キツネでした。

雨が降る中、キツネは何か気になる音でも聞こえたのでしょうか、
ピョ~ンと飛び跳ねるように向きを変え、
森の中に駆け込んでいきました。
キツネ色の毛並みがきれいで、尻尾の先が白くなっていました。

キツネならではの、しなやかな身のこなしが美しく、
今でも蘇ってきます。

キツネがこのあたりにいることは知っていました。
初めて見たのは、引っ越してきて間もない20年余り前のこと。
お散歩から帰って来て、我が家まであと20mほどの森の小道を
ピョ~ンと飛ぶように横切って行ったのです。

その光景もまた、今でも思い出せるほど美しく、
私はキツネのフアンになったのです。

木々の肥料にと埋めている卵の殻ですが、
キツネが掘り起こしたのだとすれば、嬉しいような気さえしています。
これからも掘り起こしに来てくれるのならば、
またキツネを見ることができるのですもの。

キツネさん、また来てね。


 この写真は、昨年の北海道で撮ったエゾキツネです。
 我が家のあたりで見るキツネは、アカギツネと呼ばれるものかもしれません。
 
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