大佗坊の在目在口

見たり、聞いたり、食べたり、つれづれなるままに!!

黄檗普茶料理  白雲庵

2008-10-12 | 
十月始め、京都宇治の黄檗宗大本山萬福寺にいった。
このお寺は明僧隠元禅師開創の禅宗伽藍の寺院。



 


この門前に元大本山萬福寺の塔頭、白雲庵の名がついた普茶料理の店があった。
普茶料理は簡単にいえば二汁六菜を基本とした中国風の精進料理。
お腹が満たされるかどうか分からないが、予約を入れて行ったら、
窓際の席を取っといてくれた。

 

 

部屋の中に文人達の手紙が屏風仕立てになっていました。
右、永井荷風からの手紙。

 



澄子(スメ:春蘭茶・前汁)

 

冷拌(ロンパン:和合物) 蔴腐(マフ:胡麻豆腐)

  


雲片(ウンペン:吉野煮)



笋羹(シュンカン:菜煮の盛合わせ)



  

 

笋羹(シュンカン:菜煮の盛合わせ)



  

  

  

  

油茲(ユジ(ジは食へん:味付天麩羅)



  
  


素汁(ソジュウ:後汁)
醃菜(エンサイ:香の物)

 

行堂(ヒンタン:季節御飯)

  

杏仁豆腐
お抹茶と干菓子

 



黄檗普茶 白雲庵
〒611-0011
京都府宇治市五ヶ庄西浦30番地
TEL 0774-32-0700 






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2 コメント

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すごい! (ちにた♪)
2008-10-14 00:46:24
大佗坊さん

すごいキレイなお料理の数々ですねぇ。
これだけあると壮観!目が喜びますね。
それでおなかイッパイになったんでしょうか。。
返信する
萬福です (大佗坊)
2008-10-14 08:37:01
ちにたさん

この小さな食べ物で約2時間近く
掛かりました。時間を掛けると、
それだけでおなかイッパイになります。
何せ、お寺の名が、まんぷくです(笑)
返信する

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