天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

さっぽろテレビ塔の鉄骨材質や接合部(今では使用されないリベット鋲)は温かい匠の技を感じる歴史的構築物

2010-07-02 22:01:05 | 日記
今日の日記は、6月26~27日札幌旅行で、27日に訪れた『さっぽろテレビ塔』のことです。
このテレビ塔は高さ147.2mで1957年に完成した電波塔です。そして、今年で53年目になる歴史的構築物です。この塔の設計は「耐震構造の父」とされる建築構造学者の内藤多仲です。彼の建築構造に関する著書は、私の大学講義(1974年頃)の際、教科書として採用されていたので、私にはとても親近感のあるテレビ塔です。
添付した入場券にも記載されていますが、『札幌には見どころ いろいろあるけれど やっぱりテレビ塔だね!!』に私は納得しました。地上90mにある展望台には、3階からエレベーターで登ります。そのエレベーターには、テレビ塔を紹介・案内する若い女性ガイド嬢がいました。シースルーのカゴが上昇する時、塔の鉄骨材質や接合部(今では使用されていないリベット鋲)がよく見れて、私はこの構築物にとても歴史の重みを感じました。
最近では、塔高さが世界一になる東京スカイツリーが、とても話題になっています。だから、東京タワーやさっぽろテレビ塔の高さでは、もう将来は役に立たず、お役御免になると思っている人が多いと思います。
しかし、このような歴史的構築物には、人間の温かみを感じさせる匠の技があります。具体的に言うと、展望台の室内空間にも、この塔の主要鉄骨構造体が剥き出しになっており、この塔を必死に支えていました。だから、このような歴史的構築物を、これからも大切に保存していく必要があると、その時に私は感じました。
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