天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画『キャバレー』でジョエルグレイは『服を脱ぎたがる踊り子と止める私との戦争騒ぎ』と巧みステージ紹介

2010-07-01 23:52:36 | 日記
今日の続編日記は、私が久しぶりに茶の間鑑賞した映画『キャバレー』(1972年製作 ボブ・フォッシー監督ライザ・ミネリ マイケル・ヨーク主演)で1931年のベルリン場末キャバレー司会者MC役で素晴らしい演技を見せたジョエル・グレイのことです。
添付した写真は、ジョエル・グレイが映画の冒頭で”Willkommen”を歌っているシーンです。
『ようこそ ようこそ 世界中の国々から 皆様にお会いできてとても幸せです よくいらしゃいました キャバレーへ ようこそ 紳士淑女の皆様 ごきげんはいかがですか 私がホストをつとめます よくいらしゃいましたキ ャバレーへ ようこそ 悩みは外に置いてきて 浮き世の憂さを忘れて下さい ここでの人生は美しい 踊り子たちもー オーケストラも美しい 美しい!』と舞台で歌いながら、巧みにキャバレーの淫靡な世界に、観客に誘います。
そして、『外は風で寒いけどここは暑い 服を脱ぎたがる踊り子と止める私との戦争騒ぎ さて今夜は?私の負けかも』と客に期待を持たせながら、出演者を紹介していきます。その舞台での彼は、私にはショービズ世界にとても造詣深く年季が入った名演技に見えました。彼は、1966年のブロードウェイ舞台版でも、同じ役を熱演しているから、至極当然なことでしたが。そして、ジョエル・グレイは、この演技で1972年アカデミー最優秀助演男優賞を受賞してます。私にとても印象に残った演技でした。映画『キャバレー』では、映画スターを夢みる踊り子兼歌姫ライザ・ミネリとこのキャバレー司会者ジョエル・グレイの二人演技が、私には出色な出来栄えでした。
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