天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

札幌帰りANA便で目撃したスッチーだけおっかけファンは目立つ為エコノミークラスでゴールドカードを使用

2011-07-05 20:45:23 | 日記
今日の日記は、6月26日札幌旅行帰りANA76便で目撃した”スッチーだけおっかけファン”のことです。添付した写真は、私の搭乗券と使用機材ボーイング777-300のシートマップです。赤くマークした座席が、私が座っていた席です。
このシートマップを見れば、”スッチーだけおっかけファン”のいた席は12Cですので、▲マークの出入り口近くの二列目通路側の座席だと一目瞭然と判ります。
私の座席13Dの前は、配膳ブースの壁になっています。だから、普通の席では前席の背もたれに付いているトレイテーブルが、脇に肘かけに収納されている特殊な座席仕様になっていました。そして、私は、機内に持ち込んだ自分のバックを、前の壁と自分の足との間の空間(注:普通の座席仕様だと前の座席の下に置くように指導される)に置いていました。そうしていたら、離陸する前の乗客姿勢や収納棚をチェックしていた客室乗務員から、足元のある私の荷物は、離陸時の安全上から、棚に入れるか?膝に抱えるように注意を受けました。
何か腑に落ちない乗客への指導事項ですが、従わなければ法律上には、機外に出されてしまう恐れがあります。だから、私は収納棚には入れずに、バックを手にして膝の上に載せ、離陸時に備えることにしました。
このように万全な体制で離陸に備えている私を横目にして、この”スッチーだけおっかけファン”はシートベルトを締めてはいましたが、浅く腰掛けて足を組んだままの状態で離陸を迎えていました。この足を組む行為は、乗客規制の対象になっていないのかもしれません。でも、私が置いた足元のバックより、もっと不安全な姿勢だと私は思います。
そして、”スッチーだけおっかけファン”は飛行機が水平飛行になったら、客室乗務員を呼び出し、機内販売のビール2缶を現金ではなくANAゴールドカードで購入していました。ANAゴールドカードを所有しているなら、何故プレミアムクラスの座席に座らないのか?この”スッチーだけおっかけファン”は、プレミアムクラスにいたら、自らだけが強く自己主張をできないし、あまり目立たないと思い、エコノミークラスでの『特別な上等客』をあえて選択したのでしょう。まったく浅ましい性根です。
その彼の思惑通りに、応対した客室乗務員は『いつも御利用ありがとうございます!』といたく恐縮した態度を取っていました。そして、2缶をいっぺんに飲めないからか?もう一缶を戻して冷蔵庫に仮置きするように追加の指示していました。客室乗務員に何という過剰サービスを要求する客でしょうか?
彼は時間をかけてビール一缶を飲み干したら、再び客室乗務員を呼び、預けていたもう一つビールを持ってくるよう要求していました。そして彼が飲み終わったのは、着陸態勢に入った時でした。その空き缶は時間がなく回収されず、座席のポケットに入れられたままでした。
このように、世の中には、自分だけの欲望が満たされれば良いと思っている悪しき『我欲の人』が存在するのです。石原慎太郎東京都知事は、東日本大震災でこのような人間に天罰が下ったと語った為、世間から強く非難されました。でも、その石原慎太郎氏の主張はまったく正論であると、その時の”スッチーだけおっかけファン”の悪しき行動を目撃し、私は強く得心しました。
コメント (1)
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