田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

冬の石狩川河岸を遡る その先へ…

2017-12-30 21:56:24 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 昨シーズン、旭川・旭橋に到達したことで私が構想していたプロジェクトは一応の終了を見たはずだった…。ところが、辺りが雪景色になったとき、私の中に昨季の感動が蘇ってきた。そして私に囁く声が聞こえた。「まだ先があるよ」と…。 

               

 道なきところに踏み出せるスノーシューで何かをしてみたい。さりとて不案内な山は危険が伴う。そう考えたときに、「そうだ河原を歩こう!」というアイデアが閃いた。冬だからこそ近づける河原を辿りながら、川を遡ろう!私の小さな冒険は豊平川の上流を目ざした。どこまで行けるのか、事前踏査をまったくしていないのだから皆目見当が付かない。何日かに分けて無理なく行けるところまではと思っているが…。
 
 上記の一文は、2011年2月10日、私がスノーシューで初めて豊平川河岸に踏み出したときに書き表した一文である。それから7年、私は豊平川の河口から豊平峡ダムまで、そして石狩川の河口から旭川・旭橋までスノーシューで踏破した。
 私は初めてスノーシューで踏み出したときの魅力をいつも感じながらスノーシューを楽しんできた。

               
 
 そして7年、豊平川河岸も強敵だったが、石狩川河岸を旭川まで4年間をかけて踏破した私は「もう十分だろう」と思い、プロジェクト完了を宣言したのだったが…。
 ところが、雪景色を目にしたとき、「さて、今年の冬はなにをしようか?」と思案し始めた。良いアイデアが浮かばない。そんな中、「石狩川はまだ先があるじゃない」と私に囁く声が聞こえてきた。
 しかし、豊平川の経験から上流に行くにしたがい、困難さが倍増することを知っていた。札幌からもどんどん遠ざかる。そして最大の懸念は、私の体力の衰えだった。私自身に衰えの自覚はないのだが、ふだんそれほど意識的に体力維持に努めてはいないし、生活も不摂生の毎日である。
 しかし、悪魔(?)の囁きは私を捉えて離さない。

 私は多くの不安を抱えながらも、決断した。最初に決断した時と同じように「無理なく行けるところまで…」の思いで、先へ行ってみようと…。
 年末にその第一回を!と考えていたのだが、あの爆弾低気圧に阻止されてしまった。
 年明け早々、旭橋よりその先へ…、無理なく行けるところまで行ってみようと計画している。