田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

忘年会ウィーク

2017-12-16 22:27:09 | その他

 時節柄と言おうか、私のようなリタイア組でも忘年会なる飲み会が今週は続いた。会場は年金族の懐を痛めぬようにと、いずれも格安の居酒屋で行われることが多いのだが、一つだけ好印象を持った店を紹介していただいた。
 

 11日(月)が「めだかの学校」、15日(金)が「退職組織の役員会」、そして本日16日(土)が「札響の第九」を聴いた後の「オヤジの会」の忘年会と、今週は三つの忘年会が重なった。
 それぞれこの一年、いろいろな形でお付き合いさせていただいた方々との今年最後の語らいはどれも楽しいものだった。

               

 ただ、リード文でも触れたとおり、私たち年金族にとって高価な店での会合はなかなか叶わない。どうしても格安な店での会合となってしまうため、会場が小さかったり、騒がしかったり、という我慢を強いられる会場となってしまう。
 そんな中、「退職組織の役員会」の忘年会だけは、少しだけそうした思いをしなくてよい会場がセットされた。
 その店は、中央区南5条西4丁目の富士会館ビルの3階に入っている「三海の華」という寿司、魚介料理・海鮮料理を扱う居酒屋だった。

               

 「食べログ」の口コミでも「手頃な値段で高級感を味わえる」とあったが、まさにその通りの感想を私も持った。
 私たちはコース料理の中で、最低価格の「華コース」だったが、コース料理が2,500円、飲み放題2時間で+1,500円、合計4,000円のコースだった。
 私たちは10人の会合だったが、部屋は完全個室の掘りごたつ仕様で落ち着いた雰囲気の部屋だった。ちなみに当日のメニュー表が配布されていたので、それを持ち帰り転写すると…。
 《華コース》
  ◇前菜  汲み上げ湯葉、知床鶏燻製、白貝酒蒸し
  ◇造里  本まぐろ赤身、松川カレイ
  ◇焼物  真タラのムニエルポン酢バター
  ◇揚物  季節の天ぷら 海老・チカ・長いも・春菊
  ◇食事  握り鮨 5貫
  ◇止椀  あら汁
といった内容だった。コース料理としてはおそらく最低価格なのだろうが、格安居酒屋族としては十分な内容だった。これは今後、何かのときには利用したくなる店だった。

               

 さて、忘年会について一つだけ思うことがある。それは日本の正月に季節感がなくなってきたのと同様、忘年会も単なる飲み会のような感じがしている点がちょっと気になる点である。
 あるいは私の職業病的なものなのかもしれないが、やはりそこには忘年会としての意義を見出したい思いがするのだ。せめて、集まったグループの一年を振り返るとか、各々が一年を振り返ってみるとか…。
 そんなこと子どもじゃあるまいし、という声も聞こえてきそうだが、単なる飲み会じゃなぁ…、という思いが私の中にはどうしても残る…。

 実は、退職組織の新年会が1月11日に予定されているのだが、事務局から一つの提案があった。その提案とは、各テーブル毎にそれぞれの一年の抱負のようなことを語り合う時間を作りたいと提案があった。その際、私はテーブルの進行役を依頼された。
 同じく進行役を依頼されたある方から、「そんなことをしたら場が白けてしまう」という発言があった。その通りなのかもしれない。しかし、私はテーブルに座る方々の中に初対面の方もいるので、「自己紹介的なものでも良いのではないか」と発言し、事務局の提案を了解した。

 う~ん。このあたりは案外難しい問題のような気もする。お酒を介して懇親を深めるだけで十分なのだが、プラスαがあってもいいのかな?とも思う忘年会ウィークだった。