田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ハァ~、ドスコイ、ドスコイ

2008-10-08 16:13:55 | 札幌(圏)探訪
 時系列的にレポートしていくと「札幌ウォーク」が続きます。
 そんな時系列を無視し、ちょっと一休みして自虐ネタを一つ報告することにします。

 物好きもここまでくると「たいしたものだ!」と自分自身を褒めたくもなってきます。
 新聞に10月4日に「すみれホテル」(中央区北1条西2丁目 地図)「全道相撲甚句交流発表会」が行われると知り、どんなものかと興味津々で出かけました。

 会場は100人も入れば一杯になるくらいの思っていたより小さな会場でした。
 会場内にはスーツや着物の上に法被を羽織った人たちが目立ち、その方々が席のほとんどを占めています。
 私のような物好きも会場に散見されましたが、それほど多くはありません。
        

 開会式の挨拶でこの会の趣旨を知ることができました。
 札幌市、釧路市、北広島市(大曲)には相撲甚句愛好会があり、それぞれが定期的に活動し楽しんでいるそうです。その愛好家の方々が一堂に集まり交流をするというのが、この会の趣旨だということでした。

 相撲甚句の披露が始まりました。
 アマチュアの集まりですから、唄を忘れる人や合いの手の入れ方を間違える人などがいて、和気藹々です。しかし、中には朗々と詠ずる(で良いのか?)人もいました。
 相撲甚句には「前唄」、「後唄」、「本唄」、「ハヤシ」とあるそうですが、「ハヤシ」が全てが終わるときの解説のようであるらしいと思われましたが、その他の区別は門外漢の私が一度聴いたくらいでは分かりかねました。
        

 詠じられる内容が全て理解できたわけではありませんが、地域の名所の紹介や一年を花で綴るものなど、素人にも分かる内容もありました。中には夫婦や男女の機微をユーモアに詠じたものもあり笑いを誘っていました。
        

 相撲甚句の囃子にのって詠ずることは、民謡や詩吟を詠ずることと通ずるところがあるようにも思いました。また、自らが作句した内容を詠ずることも楽しみの一つなのかも知れません。
 お腹のそこから声を出すことは健康にも良い効果が期待できそうです。
 趣味の世界はいろいろと広いですねぇ~。 
 は~、どすこい、どすこい・・・。