ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県富岡市の郊外の谷間では、スイレンの花が密やかに咲いています

2013年06月12日 | 旅行
 群馬県富岡市郊外の蕨という丘陵の谷間にある「花の里」という“スイレン観光園”では、スイレン(睡蓮)の花が多数咲いています。

 富岡市郊外の地元の方にしか知られていないスイレン観光園に昨年にも行った話を、2012年6月12日編に載せました。その再訪です。ここまでたどり着くのはなかなか難しいことです。案内表示が途中の道に、ほとんど出ていないからです。

 丘陵の谷間に細長く続く水田向けの用水(溜池)だった池に、地元の園芸業の方がスイレンを長年にわたって丹精込めて育てたスイレン観光園です。

 用水の水面にスイレンの葉が茂り、その葉の間からスイレンの花が浮かぶように咲いています。





 濃い紅色や白色、薄い黄色などのスイレンの花が咲いています。







 用水を囲む森の木に、ヒヨドリが留まっていて、その鳴き声が用水周辺に響きます。静かな用水の近くでは、このヒヨドリの鳴き声しか聞こえません。

 スイレンの葉の上に、所々に小さなカエルがいて、人の足音がすると、水の中に飛び込みます。



 スイレンの花や葉の上には、大きいトンボや小さい糸トンボなどが少し飛んでいます。

 スイレンの葉の裏に、トンボのヤゴが留まっていて、羽化し始めています。しばらくすると、トンボになって羽ばたきます。



 郊外のほとんど人影がない静かな谷間で、スイレンの花が秘かに咲いています。郊外の谷間にある、隠れたスイレンの“桃源郷”です。