ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船船高原で、キビタキにやっと出会いました

2013年06月03日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船船高原は、晴れると初夏のような強い日差しです。佐久荒船高原では、森などの木々の葉が伸び、葉が茂り、緑が日に日に濃くなっていきます。

 佐久荒船高原の雑木林では、ミズキやクリなどの木の緑が目立ちます。ミズキの木の先端部の新緑になった枝先です。



 緑が濃くなっている森の梢からは、シジュウカラやヒガラ、ホオジロ、キセキレイなど野鳥のさえずりが朝から聞こえます。

 ある森の端で、突然、鈴のなるようなどとでも表現するしかない美しい鳴き声が、目の前の枝先から聞こえました。キビタキのオスのさえずりです。スズメぐらいの小振りな野鳥です。





 最初はキビタキのオスは、あまり日が当たらない葉陰の枝先に留まっていましたが、次第に少し明るい枝先に出てきてくれました。



 5月の連休から4週間ぐらい、佐久荒船船高原を訪れる度に、夏鳥として日本に飛来するキビタキのオスを探しました。この夏鳥のキビタキのオスが近くにいることを知りながら、残念ながら、姿を見ることはできませんでした。今回は幸運でした。
 
 佐久荒船高原の東側にそびえる妙義山系の山々です。山麓の緑が濃くなっています。



 佐久荒船高原のすぐ南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)も艫岩(ともいわ)の下側まで、木々の緑が濃くなっています。



 佐久荒船高原はこれから梅雨を迎え、木々が葉を茂らし、夏の森・草原の様相に変わります。草原では、レンゲツツジがオレンジ色の花を咲かせる準備中です。