ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久穂町の八千穂高原自然園では、クリンソウの花が咲いています

2013年06月08日 | 旅行
 長野県南佐久郡佐久穂町の北八ヶ岳系の八柱山の山麓に広がる八千穂高原自然園は、山野草の宝庫です。標高は約1600メートル前後の斜面に、自然園として整備された28ヘクタールの広大な山麓は、シラカバ(白樺)林や何本もの渓流などがあり、深山の趣(おもむき)を簡単に味わえます。

 自然園の上側には、美しいシラカバ林が広がっています。



 シラカバ林と雑木林の間を、何本もの渓流が流れ、あるところでは滝になっています。



 渓流沿いの湿地には、クリンソウ(九輪草)が花を咲かせている時期です。



 自然園の上側に広がる針葉樹の森の地面では、ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)が咲き始めています。



 ベニバナイチヤクソウは一部が咲き始めたばかりで、大群落にはなっていません。

 逆に、早春に咲くシロバナエンレイソウは開花期を過ぎています。まだ一部が咲いています。



 シラカバ林と雑木林の間を流れる渓流沿いでは、オオルリが何羽も姿を見せました。森の茂った葉陰の枝に留まってさえずるオオルリのオスに何回か遭遇しました。撮影できたのは、電線の上に留まったオオルリです。



 カッコウなども鳴いていますが、残念ながら近くには姿を現しませんでした。

 シラカバ林の中では、レンゲツツジがオレンジ色の花を一部咲かせ始めています。

 八千穂高原自然園内の良く整備された山道を歩くと、深山に咲く山野草を次々と出会うことができました。シラカバ林の新緑を味わえる季節です。