ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県東御市にある池の平湿原では、多彩な夏の高山植物が咲いています

2012年07月29日 | 旅行
 長野県東御市の湯の丸高原近くにある池の平湿原に行った話の続きです。標高が約2000メートルの高層湿原では、多彩な夏の高山植物が咲いています。

 池の平湿原に向かって下りておく池の平三方歩道です。カラマツ林の中を10数分かかって下りて行きます。カラマツ林の根元はササなどで覆われています。



 小さなカラマツの上で、ホオジロが鳴いています。



 本当はビンズイやウソなどの高山に住む野鳥を見たかったのですが、会えませんでした。ウグイスがすぐ傍まで飛んで来るのですが、すぐに飛び去ります。

 池の平湿原の三方ヶ峰山側にあるアヤメ池です。周辺にはヒオウギアヤメやワタスゲが多数生えています。



 湿原らしい風景です。ワタスゲなどの上を、多数のトンボが飛んでいます。

 湿原の草原部分ではツマグロヒョウモンなどのチョウが飛んでいます。ツマグロヒョウモンが群がっている小さな花がありました。



 大きな岩の陰の草かげにゴゼンタチバナの花が咲いています。



 草原の所々に、タカネナデシコの花が咲いています。まだ、咲き始めの感じです。



 タカネナデシコの花は華やかな感じの濃いピンク色です。

 クガイソウの花もポツポツと咲き始めています。



 池の平湿原の中では、盛夏を彩るヤナギヤンやマツムシソウの花はまだ蕾で、開花前でした。盛夏の進行とともに、高山植物の主役がどんどん変わっています。短い夏では、出番を待つ高山植物が次々と準備を進めています。