ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県嬬恋村などにまたがる高峰高原の草原は、高山植物の宝庫です

2012年07月22日 | 季節の移ろい
 群馬県吾妻郡嬬恋村と長野県小諸市の県境になる車坂峠(くるまざかとうげ)近くに広がる高峰高原は、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)などの夏の高山植物のお花畑になっています。

 標高1973メートルの車坂峠は、浅間山山系の黒斑山(くろふやま)の登山口になってるため、車坂峠に到着したバスから、登山・トレッキング客が次々と降りて来て、装備を確認してから、登り始めます。

 嬬恋村と長野県小諸市の県境近くに広がる高峰高原は、ニッコウキスゲの花が咲き始めました。例年に比べて、約1週間遅く開花し始めたそうです。



 ニッコウキスゲの花が咲き始めた草原は、冬期にはスキー場のスロープとなる斜面です。



 スキー場「アサマ2000」の斜面の草原は、ニッコウキスゲなどの高山植物が咲き始めて、高山植物の“宝庫”になっています。

 白い小さな繊細な花は、カラマツソウです。スキースロープの斜面の草原のあちこちに咲いています。



 草原の中には、黄色い花のヤマオダマキも咲いています。





 その傍では、薄いピンク色のアサマフウロの花も多数咲いています。

 午前9時ごろに小諸市側からつづら折りの道を上がり始めた時は、霧の中でした。車坂峠や高峰高原は濃霧の中に違いないと思いながら上ると、車坂峠付近は濃霧の上で、快晴でした。晴れているため、気温も下界よりは高く、暑いぐらいです。

 車坂峠から小諸市側に広がる雲海を見ると、梅雨明け後の天候不順の天気を感じました。盛夏は少し先のようです。