ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

群馬県嬬恋村などに広がる高峰高原ではミネウスユキソウも咲き始めました

2012年07月23日 | 季節の移ろい
 群馬県吾妻郡嬬恋村と長野県小諸市の県境に広がる高峰高原は、ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)などの夏の高山植物が咲いています。

 高峰高原のなだらかな斜面の草原では、ニッコウキスゲの黄色い花が一番目立ちます。その近くでは、アヤメ(ヒオウギアヤメ)が所々、群生しています。



 ちょうど、見ごろを迎えています。快晴の日差しによって、少しコントラストが薄くなっています。

 エーデルワイスの一種であるミネウスユキソウも咲き始めました。



 ミネウスユキソウは意外と地味な高山植物なので、草むらの中を注意して見ないと見落とします。似た感じのヤマハハコも咲き始めています。

 小さな濃い赤紫色の花が咲く、ラン科のシュロソウも咲き始めています。



 ツリガネニンジン系のヒメシャジンの咲き始めと思われる花にも出会いました。



 ヤナギランは残念ながらまだ開花前でした。ワレモコウも先駆けが咲き始めた感じです。スキー場「アサマ2000」のスキースロープとなる斜面の草原は多彩な夏の高山植物が咲いています。

 標高約2000メートルの高原を簡単に散策できる点が、高峰高原の魅力です。高峰高原の案内情報は、長野県小諸市のWebサイトに載っています。車坂峠には小諸市からアプローチするからでしょうか。

 夏の進行と同時に、咲く高山植物の花が次々と変化します。何回行っても飽きない高原です。