1990-1995年 小椋 冬美
マンガですけど・・・ と言われても
私はこれを“ 短篇集 ”だと思っています。
最近はちょっとご無沙汰してますが、昔はよくマンガを読んだものでした。
特に小椋冬美さん、岩館真理子さんが大好きで
あとは『コボちゃん』とか『カリアゲ君』とかしりあがり寿さんのとか・・・
この『天のテラス』を読んでいると、小椋冬美さんも
たぶんマンスフィールドが好きなんじゃないかなぁ? と勝手に思う次第です。
それからサキとかね。
じいさま、ばあさまとかおデブさんの話しとかがでてきて
美しい若者ばかりが主人公じゃない世界観が好きでしたねぇ
3巻で終わってしまったのが悲しくて仕方ありません。
続きは出されないんでしょうか?
『Sandwich Bar』
小さな飲食店を営むおやじさんの一日と
彼の仕事に対する誇りが描かれています。
カフェブームですけど、おしゃれなだけがいいお店じゃないのです。
「食べ物は安くてうまい。おれの店だ」
「毎日作る。おれが毎日作る。いい仕事だ」ってところに
おやじさんのプライドがにじみ出ていて素敵です。
『レストランにて~食べる男』
食べる事が大好きなおデブさん、ダックの思い出と好物とは?
おいしいものがお腹一杯食べられる大食いチャンピオンに憧れてます。
でも口ほどにもないんですよね。 微妙に人より食べるってくらいで・・・
『噂の女』
街でも噂のいい女が経営する下町の食堂に集まる人たち。
彼女の人気の秘訣ってなんでしょう?
こんな定食屋のおかみさんになれたらいいなあ。
毎日常連さんがやってきて、ワイワイしてくれたら寂しくないよね。
なんだか食べ物屋の話しばかりをご紹介してしまった
今でも急に思い出して、読み返してしまう唯一のコミックスです
天のテラス (1) 講談社 このアイテムの詳細を見る |